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2011年10月25日

ちょうな

故郷の高知県から徐々に北上しながら、建物紹介してます。
sakiです。
香川県に四国村という古民家を集めて公開している所があります。
これはその中にある旧中石家住宅という住宅です。
ちょっとピンボケした写真ですが、丸太梁がかっこいいですねー。
下屋にズームアップしてみると、何やら曲がった梁が見えます。

これは「ちょうな梁」と呼ばれる梁です。
斜面で育った根曲がりの木は、強度はありますが曲がっているために
床を支える梁材には使いづらいです。
床の乗らない下屋の屋根に使うと、まさに適材適所です。
合掌造りもこの作り方で、特に雪の降る地域に多いようです。
大工の道具にも似たような形のものがあります。
これは「ちょうな」という道具ですが、「ちょうな梁」もおそらくここからきていると思います。

ちょうなで仕上げた梁がこちらです。(写真中央の大梁:日野の家Ⅱ)
均一な仕上げではないので、木目や陰影がとてもきれいです。

saki