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2009年6月4日

エコラ倶楽部「春の森林教室」ご報告

先日、5月30・31日は社長含め、エコ花スタッフ8名で宮城県の
栗駒山(またの名をどろぼう山)まで植林へ行ってまいりました。

今年で3回目になるこの植林活動の目的、それは人と森の健全な関係を取り戻すこと。
不法伐採によって禿山と化した山を、地元の人が「どろぼう山」と呼ぶ、その悲しい風景
を人の手で少しでも改善させて、健康な山に育て直していくこと。
一般の参加者の方々にも、たくさんのご協力いただきました。ありがとうございました。
一日目が冷たい雨、2日目が蒸し暑い曇りという生憎の天候の中でしたが、
大きな事故もなく杉と桧を2000本植林することができました。

また、今回は20年生の桧林の間伐もあわせて行いました。
杉は植樹してから約40年で使用可能になりますが、桧は80年必要なのだそうです。
一般に桧は高いと認識されていますが、材木にするまで杉に比べて倍の期間と
労力が必要なのですから当然ですね。見た目と、香りだけが理由ではないのです。
桧は特有の芳香が特徴でもあるのですが、自分の葉に含まれるその芳香成分が
原因で、下草が生えにくいのだそうです。土の流出を防ぐために、下草の存在は
不可欠。しっかり光が入ってくる環境を作ってあげれば、ちゃんと草も生えてきます。
健全な森を作るため、降りしきる雨の中、細身の木を選んで伐採しました。


                                                  


                                                   


受け口、追い口と2方向から切れ込みをいれ、斜面下に向かって倒すのですが
その時の独特の音、地に倒れる時の重みのある鈍い響きが、心に残っています。

記念樹に植えたのは、大山桜(またはエゾヤマザクラ)といい、ソメイヨシノよりも
色の濃い花を咲かせます。ソメイヨシノの平均樹齢が80年程度なのに対し、
大山桜は200年は持つと言われている長寿命なヤマザクラです。
これから先、私たちが見ることのできない未来まで、花を咲かせ続けることでしょう。
ご参加された方々、お疲れ様でした。
sai