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2010年9月17日

エジソン電球:あたたかい光と心

大手電機メーカーさんがLEDに力をそそぐ今日この頃。
大井町駅から徒歩8分。
世界で唯一、エジソン電球を作っている浅田電球製作所さんへおじゃましました。
エジソンの電球は、フィラメントに竹を使用しています。
約130年近く前に、フィラメントに使用するための最適な竹を求めて世界中の1200種もの竹の中から、京都の八幡の竹を見つけ出したとのこと。
ロマンだなぁと感じ、そんな話から、エコブログの竹の話を思い出したりしつつ、
それでは出発!浅田電球製作所さん、こんにちは!

エジソンハウスという名のビル1階には、いろんな種類の電球が勢ぞろい。
写真では分かりにくいですが、この中のいくつかはフィラメントが激しく動いています。

入口を入るとすぐ正面で女性の方が作業中。
「こんにちは!とある展示施設○○でこちらの電球が使用されているのを見て、興味があり来ました!」
「あら、先週そこに出荷したばかりよ、社長!社長!」
緊張して立っていると、奥から浅田社長が笑顔で登場!
その後は、とても楽しそうに話す社長の少年のような目の輝きぶりに吸い込まれ、電球の種類や材料を色々見せていただいたり心躍る時間を過ごさせていただきました。
今でも作られている竹のフィラメント作りには、指の感覚が大切!
そうです。手作りなんです!
0.3mmの厚みに均等になるように集中して作業をするために、深夜に行っているそうです。

製品としては、フィラメントが絹のものが主流とのこと。
きれいですね。うっとり・・。

これを壷にいれて、窯で1500度以上で焼き、炭にします。
黒い壷が、高温で真っ赤になります。
うどんやタコ糸輪ゴムなどもフィラメントの素材となります!おどろきです!!
それにしても機材や道具が、大変使い込んでいるにもかかわらず、とてもきれいなんです。お店の出入り口にあったのでディスプレイと勘違いするほどでした。


そして各種の組立てをして完成となります。
左の3つは通称「ちびまるこ」
ちっちゃくて丸いので、この名前がつきました。とてもかわいらしいですね。
ちびまるこですね!ちびまるこでしょう!と浅田社長と電球を見ながらニコニコ。

フィラメントをハート型にしたものも遊び心が溢れています。
ハート型を買おうかなと迷っていると、
「ハートなら、こっちの方が明るいし形が良いわよ。」
いくつかある中から、女性の方が進めてくれたものが気にいって決めました。
・・・ふと想うと、私は、電球1つ選ぶのにこんなに時間を使ったことがありませんでした。
ひとつひとつ手作りで、それぞれに違う表情があり自分が気に入ったもの、自分を気に入ってくれるものを探す楽しみを忘れていたような気がします。


「今日は新聞の取材並の撮影会でしたね!」と笑顔の浅田社長。
作業中にお邪魔したにもかかわらず、親切に対応していただきありがとうございました。
「ありがとうございました!また来ます!」
と言った、ずうずうしい私にも笑顔で見送ってくださいました。
まわりの世界は、エコ・エコ!と呪文にかけられたようになっていますが、実際「エコ」の定義って何でしょうか?高能率・低コスト・環境負荷の低減・・・・・・はやい・安い・うまい?。
それぞれの解釈、様々な意見が飛び交うなか、
せめて物を大切に使いたいなぁと感じた日でした。
zou