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2006年2月7日

佐原の町をご紹介

“佐原の家”がある千葉県佐原市の町をご紹介します。
佐原市内を流れる小野川沿いなどは、江戸時代・明治時代の名残がある古い町並みが残されています。木造の町家のほかに、土蔵、洋風建築などの伝統的な建造物も数多く建っていてさまざまな時代の表情が入り交ざった町並み。これらの町並みは平成8年12月10日に、文化庁から「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けています。(関東地方では初めての指定地区だそうです。平成8年に関東初とはなんだか意外ですね!)

↑の写真の一番右にうつっているお店は、創業も建築も安政2年(1855年)「中村屋商店」さんと言って、荒物や雑貨、畳を扱ってきた商店だそうです。変形した敷地に建つため、主屋の柱が五角形なんだとか。

↑こちらは「小堀屋本店」さんと言う蕎麦屋さん。天明2年(1782年)創業でいまも変わらず営業中。建物は明治23年に建てられています。
その他にも、自分の足で全国を測量して歩き、日本で最初の実測日本地図をつくりあげた「伊能忠敬」の旧宅を記念館にした建物や、「よろい戸」という戸締りの方式が残っている160年間ちかく修復をしていない佃煮の製造販売店、大正3年(1914年)に建てられたレンガを使った二階建ての洋館「旧三菱銀行佐原支店」(現在は三菱館という呼び名です)など、数々の重要な伝統的建造物が大切に残されています。
“佐原の家”も石場建てに通し貫+竹木舞下地+土壁、金物を使わない高度な木組みでの建て方という、日本の伝統技術を大切にした昔ながらの住宅。何百年という古い町並みを残した佐原の町に溶け込んで、これからも永く建ちつづけてくれるでしょう。
ちなみに佐原の家はお施主さんが日々手を入れ続けてどんどん姿を変えています。その様子もぜひこちらからご覧ください!
 
★★★