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2007年3月2日

凡さんの拭き漆作品たち

エコ花の目玉、藤原さんの拭き漆のものたち(藤原さんの作品)に新たな作家仲間が加わりました!
先日、若手の木漆工作家さんがエコ花にご来店、ご自身の作品を見せに来てくださいました。
「木工房 凡」高橋敦さんです。

高橋さんは長野県の山奥で制作活動をしています。もともと雑誌でエコ花という会社を見たのがきっかけでうちのことを調べてくれ、ぜひお店に置かせてくれないかと以前も一度ご来店。
そのときは作品をみせていただくまでで終わってしまったのですが、(漆に強烈に敏感なうちの社長が、揮発する漆成分にちょっと限界だったこともあるか・・?!)熱心に再来店してくださいました。
高橋さんは、国産材にこだわり、建築用材としては端材とされる大きさの材料を手に入れ、木地にしたて、国産の漆を施した作品をつくっています。
こちらのお盆などは、実に7枚剥ぎ!↓

くせのある材料を工夫して木取り、はぎ合わせて板状にしたそうです。木材を無駄なく使う心意気、すてきです☆
とくに使う樹種に関しては、戦後大量に植林されたのですが、狂いの生じやすい材料なので、建築用材として敬遠されがちな唐松を、他と同じ木なのに使われないのはかわいそうだと、積極的に使っているそうです。ふむふむ、すてきなこだわりをお持ちです!
仕上げはすべて、木目が引き立つ拭き漆仕上げ。
お箸は8回塗りだそうですよ。

漆は塗って、ムロに並べて湿度を与えながら一昼夜以上おくことが必要。1回で終わりきらないから、とても根気が必要です。せっかちには向いてません。(笑)
そんなわけで、エコ花にまたすてきなものが仲間入り☆
日本の伝統技術を受け継ぐ若者がどんどん減ってきていて、跡継ぎがいないためになくなっていく大切な大切な技術たち。高橋さんのような方たちがいてくれることはとっても喜ばしく、そしてがんばって欲しいです!!
tama