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2011年10月21日

奈良井宿

長野県の塩尻、奈良井川沿いに奈良井宿という宿場町があります。
約1キロメートルにも渡る町並みは日本最長の宿場町と云われています。
この宿場町の建物の特徴は、2階部分が道側に張り出すように造られていることです。
この造りの建物がずらーっと並ぶ様がかっこよい!

その奈良井宿の建物達の中に、中村家住宅という町家があります。
櫛問屋の店舗として天保年間の建物と紹介されています。

外観が典型的な町家の造りで、1階は店として表をオープンにできるよう取り外し可能なしとみ戸に。
2階は町家の最も印象的な特徴である格子が並びます。
特に面白いのが、表に付く庇です。

段々に加工された「猿頭」と呼ばれる桟木の下端に板を張っています。
庇を固定しているのは猿頭に繋がった鎖であり、この鎖が切れると庇は落っこちてしまいます。
とても印象的ですが、不安定な造りとも言えますね。
というのも、不安定な造りにしているのは泥棒さん対策だというのです。
泥棒さんが建物内に入ろうとして庇に上ったとします。
庇は重さに耐えかねて落ち、泥棒も落っこちることで進入を防ぐ!
と中村屋ガイドさんが仰っておりました。
なるほどと思いますが、本当かどうかはわかりません(笑)
それでもこの奈良井宿独特の庇であり、とても興味深い特徴です。
町並みは観光地としても充実していて、時間を忘れて楽しめます。
ぜひ一度!
so