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2009年7月6日

拭き漆でリペア&リメイク~其の弐〜

漆教室のレポート続きでございます!
さて、たくさんやってきた木のものたち。
世代を超えた思い出いっぱいのもの、自作のもの、大事に使い続けたもの。
またキラキラに活躍できるのを待っています。
早速藤原さんの漆についてのお話をみんなで聞きます。
漆のこと、道具のこと。
それからもちろん、かぶれをふせぐための注意事項も。
みなさん、ドキドキしながら真剣な表情。

そして、早速、拭き漆一回目の実演!
使いましたのは、下地用生漆。
いちばん精製度合いが低いものです。
テレピン油で少し、希釈いたしました。
漆独特のにおいが、ぬおおおおと広がります。

筆は使いやすいように、こんなふうにテープを巻きます。
筆に漆がしみこみすぎないように。
ちなみに、藤原さん御用達?の、一本60円弱の刷毛!
「ええ道具を揃えんでええから!」が藤原さんの持論。
買い込んだところで、使いこなし、手入れができないと宝の持ち腐れというものです。

塗って・・拭く!ゴシゴシと。

・・と、実は今日の作業はこれまでなのです。
なんだか物足りないように思われますが、実は漆にとってはこの後の酸化重合タイムが非常に重要。
湿度と温度に大変左右されながら、ゆっくりゆっくりと乾いていきます。
乾いたように見えるので、つい、また急いで塗ってしまいたくなりますが。
みなさんも、藤原さんに続きます。
木地調整します。
テレピン油などでよごれをふきとったり、ヤスリで磨いたり、はみ出さないようにマスキングします。



よっしゃ、塗るでえ!

竹は・・なかなか吸わないけれど、どうなるかな?


ちゃぶ台は天板を塗って、ゴシゴシやったら・・

ひっくり返して・・裏も。脚の折りたたみ部分がなかなか難しい!

塗る部分が広いと、うっかり拭きとるのが遅くなったり、漆が体にくっついたり、なかなか大変。
藤原さんが助っ人に入り、リズムよく、拭いていきます。

ここで、一日目の午前中は終了!
さあ、これからどんな風に漆の表情が出てくるのでしょうか。
今日はこれで一回目の拭き漆作業が終了ですが、おもしろ漆ネタ満載なのが藤原さんのお教室の人気の秘密。
おもしろ漆あれこれを楽しみに、みなさんランチタイムです!
漆が少しでも早く乾くように、工場のシャッターを閉めて、吹き込む風をシャットアウト!
続く。
Kayo