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2007年4月4日

断熱材

大塚でリフォーム工事が始まっています。木造2階建ての2階部分を2世帯住宅とするために内装をすべて撤去して、キッチン、洗面、浴室、トイレをレイアウトします。
外壁面の内装仕上げをめくると、断熱材のグラスウールが露出してきました。

毎度のことですが、この手の工法で10年以上の築年数の建物は例外なく壁の中で結露による悪い影響が出ています。今回もビニールで包まれたグラスウールは、カビによる変色で無残な状況でした。職人がマスクで防備して、すべて撤去してウールブレスを充填しました。

断熱材として一般的に使われているロックウールやグラスウールはコストの点ではすぐれていますが、人体への弊害や解体時のリサイクルなど、さまざまな問題があります。
“ウールブレス”は自然素材の中でも特に呼吸性に優れた羊毛で作られています。空気を多量に含むことによって優れた断熱性をもち、素材そのもののもつ吸放出性により、壁や屋根の内部で生じる結露を防ぐ方法としてすぐれています。ウールブレスは基本的な断熱性能を持ちあわせ、製造エネルギーも少なく、吸音性・弾力性にすぐれた素材といえるでしょう。