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2009年3月31日

春の森林教室にいってきました!

カテゴリー: 森林教室

3/21、22と宮城県は栗駒に森林教室にいってまいりましたー!

すっかり遅くなりましたが、ご報告。こんにちは、llamaです。
ふきのとうも咲きかけの暖かくなってきた山に、
今回の森林教室は3家族様とご一緒におじゃましてきました。
これから家を建てられるご家族が柱や梁、棟木になる木を
自ら伐倒していただこう、というのがこの森林教室のテーマになります。

この木がいいかな、とお悩みのところ。
皆様まっすぐで太い木、を真剣に選ばれています。
せっかく切らせてもらうのですから無駄なところ、落とすところが少しでも少ないように。
枝の量から節のありようを想像したり、どこに納めるか悩んだり。
いつも家の中心にいてほしい、とか触れる場所にあってほしい、とか
まだ見ぬ家に凛とただずむ柱や梁の姿を森の中に探しています。

これがいい!とご家族がお決めになった木を
sakiさんがどこに納まるか図面と照らし合わせているところ。
どれくらいの梁になるか決まりました?

木を決めて、家のどこに入るか考えて
それから山の方たちの指導を受け、矢羽をいれたら いざ、伐倒!
槌の音が森に響きます。一同固唾をのんで見守るなか
お父さんがんばって……!とお子さんたちからも 声が。

無事に倒れて長さを決めて、おおよその長さに切ったら
翌日はいつもお世話になっている、栗駒木材さんの製材所へと木は向かいます。

皮を剥かれて裸になった木に栗駒木材さんで再対面。
おおよその寸法(これから何度か整え直し、現場に入る材になります)に切っていくのです。
こんなところを見せていただけること、なかなかありません。
山を木を熟知した栗駒木材のスタッフの方に
「まっすぐな、いい木だねえ!」
と褒められて、ご参加のご家族の方は嬉しそうに笑ってくれました。
もうご家族の一員にこの木がしっかりなっているようで、私たちもとても嬉しい気持ちになりました。

できあがり、こんな感じ。
尺角の大黒柱、少し丸みの残る、木の姿を留めた様子。
これが現場でまた出会っていただくまで、まだまだもうちょっと。
家になる木はどこに、どんな姿で生きていたものなの?
その疑問にこたえることは今の時代ほんとうに難しいことです。
トレーサビリティ、という言葉を聞かれたこともきっとあるはず。
私たちが手に入れるものの来し方を正直にお話しするのはほんとうに難しいことなのです。
みなさまの身の回りにあるものたち、どこでどうやってつくられてきたものか
お話できるものはどれくらいあるでしょうか?
今回ご参加いただいたご家族には、この木が育ってきた山にも
その山を見守ってきた人たちにも、この木を材として送り出してくれた人たちにも
出会っていただいたということ。
家づくりの始まりをきちんと触って見て頂いた、ということなのです。
この木が柱や梁や棟木となって家の一部となるまで
こんどは私たちががんばる番です。
山に恥じない家づくり、スタッフ一同がんばって参りたい所存です。

おまけで元山さんお手製のどんこ鍋、
骨の多い魚でしたが子供たちももりもり食べてくれました。

それから社長が朝川で釣り上げた魚と

それを捌いてくれてるsakiさんです。
宮城のごはんと澄んだ空気はおいしかったでしょうか?
いつかお家ができたとき、
もしくはずっとずっと後に、ふとこの家はどこから来たのだろうと考えたとき
一番初めの山を思い出してもらえるでしょうか?
また次回の森林教室も、どうぞよい出会いになりますように。
llamaでした。