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2008年7月5日

木っ端で笑顔でエコ

梅雨の晴れ間でしょうか、金曜日・土曜日といきなりの真夏!!
そんなぴーかんの金曜日にご近所の男性が木っ端をお求めに来店されました。
杉の木っ端 幅150、長さ500くらいのものを2つ抱えて、お日様に負けないくらいの笑顔です。
「いや〜 前からここの木っ端が気になってたんだけど、こりゃちょうどいいね、助かるよ」
こちらこそ助かります、切れっぱしになってもまた木たちが活躍できる場があるんですもの!
家作りでどうしても木の切れっぱしができてしまうので、エコ花では少しでも切れっぱしをみなさんに使っていただけるよう、木っ端コーナーを設けております。
みなさん、いろいろな使い道をお考えで、店内で木を組み合わせたり、ひっくりかえしたり、思案しながら木っ端を選んでいて、その目がすごく楽しそうなので、私はいつも使い道を尋ねています。
「子供が押入れの中をいたずらしないように戸につっかけ棒にする」
「ガス台が傾いちゃってねえ〜 これを噛ませればなんとかなるんだよ」
「そろばんを作るんです」
「木に絵を描くんです」
「釣竿置きを作るんです」
などなど。
だから、ニコニコのおじさんにも尋ねてみました。
そしたら・・・
「太陽電池を作るんですよ」
予想もしないおじさんのご返答。
すごーい、へえええ、えええ?? 
思わず屋根についている大きな大きなソーラーパネルを想像してしまいました。
「私ねえ、消防団やってましてね。だから消防無線を四六時中聞いてるんですよ。その無線の電力をここ3年くらいは自分で作った太陽電池でまかなっているんです」
「電池だと、だいたい週に800円くらいかかるんですよ、月に3200円もうちょっとかかるでしょ、それを何年も、ってことになるとね。節約もできるし、環境にも配慮できるでしょ」
節約した分、環境に貢献できたと考えると分かりやすいなあ。
それに電池はやっぱりその後ゴミになってしまうし・・・今は充電式のものも出てるけど。
お日様からエネルギーをもらえるんだったら、それに越したことはないな〜
しかし、どうやって作るんでしょう?
「秋葉原に行くとね、電気がちょっと分かる人間には宝の山みたいな材料屋があるんですよ。小さいソーラーパネルがあってね、それをいくつか組み合わせて(その後、ボルトだのアンペアだの直列がどうのという言葉が飛び出し、そのへんは理解できず・・汗)、そうして作って置いておくと数日使えるんだよ。ボリュームをあげちゃうとすぐ切れちゃうから、今度はもう少し大きいものを作ろうと思って」
なるほどー
それで、木っ端はその自作太陽電池にどうやって活躍するのかしら。
「それでね、たんにパネルを置くよりもこうやって木の台にもたれかけるようにしておく方が光がたっぷり当たるんだよ。それに台にしておくと重みがあって少しくらいの風じゃ飛ばないからね。」
おおおー やった、木っ端大活躍。
「こうやってね、エコをするのが楽しくて。みんながやらないから、自分もやらない、じゃなく、みんなはやらなくても自分はやる、と小さいことでも行動に移すことが大事なんだよね。そういう人が100人あつまれば、1000人あつまれば、大きな力になる。それにいろいろ考えて試してみることは楽しいでしょ。エコは楽しくなくっちゃいけない。」
おじさん、熱く語りながらも始終笑顔。
「近所だからまた来ますよ〜」
と元気におじさんは木っ端とお帰りになりました。
本当に始終笑顔で、楽しくって仕方ないというお顔でした。
こういう方々に出会うと、元気が湧きます!
自分にできること、まだまだたくさんあるのかも、と考えさせられたご来店でした。
今度来店されたら、自作太陽電池を是非みせていただこうっと。
Kayo