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2007年6月7日

森林教室@エコラの森 レポートvol.3

あっくんのお次は、今回エコラ倶楽部の一行がお世話になった、エコラの森のふもとにある川渡温泉「越後屋」の7代目ご主人・吉田さんからのお話がありました。
吉田さんは川渡温泉旅館組合の会長さんでもあります。
「川渡」と書いて「かわたび」と読む川渡温泉は、有名な鳴子温泉郷のうちのひとつ。
鳴子温泉郷は、鳴子温泉、川渡温泉、鬼首温泉、中山平温泉、東鳴子温泉の5つからなっているそうです。
昔からの湯治場で、セミナー会場のある藤島旅館さんは大正時代からの建物だそうですが、
なるほど、ところどころ湯治場のおもかげがちらほらあるわけです。

吉田さんはずっと、このエコラの森のふもとにある川渡温泉に住まわれていて、
90年代にリゾート業者がやってきてなにやら開発をしようとしていたことも、それが頓挫したことも、そして山が荒れていったことも、すぐそばで見ていたそうです。
鳴子温泉郷のある大崎市は、ササニシキ・コシヒカリの名産地。
そのあたまの上にあたる、エコラの森を含む山に、産業廃棄物の最終処分場をつくるという計画を聞いたとき、吉田さんたち川渡温泉の人たちは信じられない思いでいっぱいだったとか。
川渡温泉の街中に縦横無尽に流れている“湯沢川”という川は、冬は捨雪口にもなり、川渡温泉にとってとても大切な川なんだそうです。
その湯沢川は、エコラの森の中をとおって流れてきます。
だから川渡温泉の人たちにとっては、エコラの森の行方が、自分たちの大切な水源の行方を決めてしまうのです。
もちろんエコラの森の行方が気になっていた吉田さんは、ある日森の入り口に看板が立っているのを発見、連絡先もなにも書いていないけど、一体なにが始まるの?!と、インターネットで調べて、駒五郎さんのことを知り、1通のメールを送ってくださったのがご縁だったそうです。
駒五郎さんをふくめたエコラ倶楽部という団体がやろうとしていることが、産廃処分場などでもリゾート開発でもなく、山の再生活動だと知った吉田さんたちは、こうしてエコラ倶楽部の活動に旅館を提供してくださったり、これからも積極的に活動を支援してくださるそうです。
エコラの活動を通じて、こんな風に地元の活性化もはかれるのは、うれしい限りです。
ちなみに藤島旅館さんは、こんなところ。↓
入り口。

ホール。なぜかパンチングマシーンやトランポリンなどが・・・笑

すてきな看板!

味のある売店。

―つづく―
tama