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2015年11月9日

熱海

とうとう11月に入ってしまい2015年度も残すところあとわずかとなってしまいました。最近は16時30分ともなると辺りが暗くなり始め17時ともなると真っ暗に!
なんとなく気忙しい時期ですね。
今日の話題は先日「熱海」に行く機会があり、「旧日向別邸」と「起雲閣」を見学してきました。建築家ブルーノ・タウトが設計した現存している唯一の建物とされている旧日向別邸は写真撮影が許されず、おまけについて下さったガイドの方がかなり変わった方で何故か京都の話ばかり聞かされ肝心な建物の話しは薄かったので残念だったのですが、日本人では到底真似の出来ない空間となっていました。タウトは桂離宮を「泣きたくなるほど美しい印象だ」と絶賛し、それを熱海の日向別邸に封じ込めたかったそうです。木材としてはナラ・桐・桧など、そして竹材を効果的に使用していた印象です。
「起雲閣」は大正8年〜別荘として築かれ、昭和22年〜旅館として日本を代表する文豪達に愛されたそうです。

「麒麟」は、床の間や付書院まわり、欄間など、豪華な装飾や際立った特徴のない簡素なつくりですが天井が高く庭園が望める贅沢な空間となっています。特徴的な群青色の壁は「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方の伝統的な技法だそうです。

畳廊下の窓ガラスは当時の職人が一枚一枚流し込んで作った「大正ガラス」が残っており、その微妙なゆがみがほんとうに素晴らしかったです。(写真では解らないですね。)
この和の佇まいに対して別棟に建つ洋館も次回ご紹介したいと思います。
oh-oh