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2016年12月1日

窓の話し Ⅱ

カテゴリー: 家づくり

今日から師走です。例年以上に寒い11月でしたが、この先1か月予報をみますと12月は例年並みかやや暖かいとあります。果たしてどうなることでしょう。

さて今日は窓の話しのパートⅡとして特に「風の通り」について少しお話しようと思います。
日本の気候には四季があり、家を造る際には春夏秋冬すべての季節に配慮しなければならないのですが、特に昔から「家のつくりやうは夏をもって旨とすべし」と徒然草にも書かれています。そうです。近年の日本の30℃越えの高温多湿な夏は本当に恐ろしいと言わざるを得ません。当社の建主さんにもエアコンの風が嫌いな方も結構いらっしゃるのですが、最近ではエアコン用の予備電源だけは用意してもらうようにお薦めしています。
それと大切なのは「窓」の配置と種類です。当社の造る家は基本的に「省エネ等級4」と言われる断熱性能を目指しています。簡単に申しますと熱が入りにくく、逃げにくい作りという事です。充分な断熱材を天井、壁、床下に充填し、窓にはアルミと樹脂複合又はアルミの複層ガラスサッシを使用します。そのサッシの性能によって屋内環境はかなり変わってくるのです。もちろん性能の高いサッシは価格も高くなりますので、費用対効果と予算とのかね合いで決めていく事になります。

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風通しでよく言われているのは部屋の2方向に窓を設けると良いという事です。一番は南北に付けれると夏場に効果があり風が部屋をぬけていきます。それが無理な場合でも違う方向に2か所付けれればやはり風は通りやすいとされています。ただ2方向に付けるのが無理なお部屋も必ず存在しますのでその時にお薦めなのが『縦すべり出し窓』です。YKKさんでは「ウィンドキャッチ連窓」と称してすすめています。
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先日伺った体験ルームでミストをたいた2室で片側は引違い窓1ヵ所、もう一方は縦すべり出し窓を並んで2か所という条件で同時に窓を開けどちらが早く中のミストが消えていくかを実験してきました。開口面積は引違い窓の方が大きいのに中のミストは縦すべり出し窓の方が圧倒的に早く消えていきました。中の空気がそれだけ動いているという事です。
室内環境を整える為にも通風は大切なことです。窓からの明かりを大切に考える事も大事ですが、窓は大きければ良いという事ではないので、皆さんの敷地に合った窓の配置は家づくりの中で大切な事の一つだと思います。