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2008年4月9日

鎌倉改修:土壁・下塗り その2

カテゴリー: リフォーム

昨日の続き。
まずは砂漆喰をキズリに塗ります。

あっという間に塗り終わり、続いてその上にハンダを塗ります。
(ハンダ:淡路中塗り土+土佐漆喰+藁+砂+一生懸命ほぐしてもらった土)

ハンダを塗った後にイグサを張ります。
今回はキズリが横張りだったので、それに直行するようにイグサは縦に張ります。

その上に尺トンボを打ち付けます。
(尺トンボ:長さが1尺(約30センチ)の麻ひもを小さな釘に結びつけてあるもの。)


打ち付けたあとに、麻ひもを二つに分けてハンダに張りつけます。

イグサや尺トンボをほどこすのは、ハンダが乾燥して収縮するのを押える為の大事な工程なのです。表面には見えてこないですが、こんなにも丁寧な仕事が施されています。
目に見えない仕事ではありますが、最終的な仕上げに関わる大事な作業です。
その上にもう一度ハンダを塗りつけて、下塗りの3工程は終了です。
2週間は乾燥期間をおいて、次は仕上げです。
次の中塗りに備えてほうきで跡をつけておくのですが、今回は小沼さんが波々模様に。
これが仕上げでもよいかもなんて思ったりしました。

今日も現場で壁を触りましたが、まだまだしっとりとしています。
neco