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2006年5月19日

古代調味料「醤」の話

カテゴリー: 徒然・農園

「醤」と書き、「ひしお」と読みます。
万葉の時代からの調味料だそうで、醤油の原型だそうです。

先日実家に戻ったときに、家族で温泉旅館へ行きました。
その旅館のお食事で、この「ひしお」が古代風のお餅に添えられて出てきました。
おいしかったし、初めて見たので、お土産に持ち帰りました。
見た目はもろ味噌ぽいです。
でも味噌よりずっと豆の食感と味が残っている感じでした。
とても素朴な味ですが、食べだしたら止められない!
ご飯もお酒も進みます♪♪
醤は丸大豆と大麦から麹を作り、石をのせて一年以上発酵させて作られます。
平安時代の文献にも図入りででているようで、白米飯を器に盛られ、その周りに、
醤・塩・酢・酒の4種の調味料がおかれ、「めぐり」と呼んでいたそうです。
4種の調味料を自分好みに調えてから食していたよう。
特に醤は高級品だったそうで、4種食卓に出せたのは身分の高い人だけだったとか。
調べてみると、日本各地で特産品として作られていて、少しずつ違うようであります。
夕飯に、胡瓜と木綿豆腐にのっけて頂きました。
焼おにぎりにつけてもおいしいとのこと。
写真の中央、黒っぽい塊が、醤です。
息子もきゅうりに器用に醤をのっけて、バリボリ、止まりません。
ぎゃ、たまらん。
KAYO

2006年5月18日

「ガイコ」の話2

昨日、息子にカイコの成長具合を聞いてみました。
「うん、大きくなったよ。ぼく、カイコに触れるよ。ママも触ってみる?」
と言われました。
うーん。一瞬言葉に詰まると、
「ママ、こわいの?ぼくが一緒だったら平気だよ」
うーん。
「そうだね、一緒だったら平気かもしれないね。」
どうしよう(笑)
さて、その話を先生にしたところ、やっぱり最初は触れなくて、
ちょん、と指でつついて「ぎゃー」という感じだったそうです。
でも、もう平気らしく。さすが子供です。
やはり、保育園のカイコ達も桑の葉を食べています。
そして、蛾になるものの、飛ぶことはなく(よかった!)、産卵して一生を終えてしまうそうです。
糸を吐き出すために、しかもその一生が50日だなんて。
ちょっと切ないですが、絹の輝きとなって生きつづけるわけですね。
うちの祖母も嫁入りした頃はカイコを育てて、生活の足しにしていたようです。
少し前までは日常の風景だったのでしょうか。
今朝、カイコの籠を覗いたら、また大きくなっていました。
先日より随分近寄ってじっくり観察してみました。
明日は触れるかな。
繭を作り始めるのが楽しみです。
KAYO

2006年5月17日

那須高原の家:荒壁ワークショップレポート5

カテゴリー: 家づくり2006〜2007

間渡し竹が完了したら、割竹をシュロ縄で掻いていきます。
まずは縦方向から。
縦方向の割竹は長さが2m近くあるので、1人で押さえて縄で掻いてくのはかなりむずかしいんじゃないの?!ということで、私とnecoさんは頭をつかって(?)2人一組になって上と下で同時に掻いてみました。


もちろん小舞職人さんは1人で難なく掻けます。なにぶん私たちシロウトなので・・。
シュロ縄は、ガサガサの質感のおかげで縄同士がおたがいに引っかかりがよく、とても固く結べる縄です。割竹の掻きはじめも、本結びやインク結びで頑丈に結わなくても、こんな風に一回くるっと結べばそれでとまっちゃいます。

そしてこんな調子で掻いていきます。

みなさんもペアをつくって仲良く作業です。

私もnecoさんもスタッフとしてまわりに気を配らなければいけないのに没頭してしまいました。(笑)
コレやりだすとやたら夢中になる作業!
tama

2006年5月16日

「ガイコ」の話

今朝、息子を保育園につれていきました。
すると教室のテーブルになにやら籠が3つ並べてあり、中を見て思わず叫びそうになりました。
これ、何だか分かりますか?

ダンナはびっくりして、息子に「これ、何?青虫?」と聞いたら
(青虫じゃないでしょ、白いんだから・笑)、
「ガイコだよ、ガイコ!」と答えたそう。
「ああ、カイコね。」
「うん、ちょっと驚いたでしょ?」と三歳児につっこまれるダンナです。
後からやってきた私も叫びそうになる気持ちをおさえて、
「わあ〜 おもしろいねえ」と言いました。
初めて見ました・・
ごにょごにょ動いています。
息子を送り出したあと、ダンナと二人で
「カイコ・・って、絹だよねえ?」とあやふやなことを言っていました。
そう、絹です。
カイコが吐いた糸が絹糸になります。
ちょいと調べてみると、カイコの一生は50日くらい、糸を吐き出すまで25日くらいだそう。
糸を吐き出して繭をつくり、その中でさなぎになり、繭の中から出てきて羽化して、産卵して・・
の繰り返しだそう。
蛾になるのか・・
あんなにたくさんいたけれど、いっせいに飛び立つ日がくるのでしょうか。
息子はおもしろそうにカイコを眺めていました。
こういう体験をさせてもらえるのは子供にも大人にも貴重なことですね。
周りにあふれているものが、一体何からどうできているのかなんて、知らないことの方が多いのですから。
ごにょごにょ動いているカイコから、あのうっとりするような絹ができる!
また続きをレポートいたします♪
KAYO

2006年5月15日

根津神社

カテゴリー: ご近所

昨日はダンナの実家近所の根津神社へ散歩にいきました。
ちょうど、境内では結婚式が行われていました。

根津神社の由緒は、今から千九百年ほど前に、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、江戸時代、五代将軍徳川綱吉の世継が決まったときに現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地から移ってきたそうです。
現存の権現造りの社殿・唐門・楼門・透塀等は昭和六年国宝(現重文)に指定されています。
緑に囲まれた厳かなたたずまいは都内であることを忘れてしまうくらいです。
境内にはお稲荷さんもありまして、エコ花商売繁盛をお願いしてきました♪

さて、根津神社にはつつじ祭りをはじめ、たくさんのお祭りがあり、
毎年私たち家族が楽しみにしているのが9月の例大祭。
町会ごとにお神輿をかつぎ、町中を巡回、老若男女みんなで盛り上がります。
ダンナの同級生たちも今もお神輿かつぎをしていますヨ。
町中お祭りムード一色、おばあちゃんはお赤飯を炊いてくれて、親戚で集まりお祝いします。
そんな心待ちのお祭り、今年は9/16(土)〜18日(月)です。
そしてなんと、今の根津の地へ移ってきて(遷座、と言います)ちょうど300年だそう!
その300年を記念して、普段は目にすることのない、徳川家宣公献納の大神輿3基と江戸型の古式山車1基がお目見えし、17日(日)には供奉行列が出るそうです!!
これは絶対に見逃せません!!
どうぞ皆様、今年の秋は根津神社へどうぞ。
雨上がりにさくらんぼが艶やかに揺れていました。
もうすぐ梅雨です。

KAYO

母の日

カテゴリー: 徒然・農園

きのうは母の日でしたね!
私も母にカードとプレゼントと花束を贈りました。
花束は真紅のカーネーションに赤い蘭をアレンジして、シックな雰囲気にしてみました♪

「母の日と言えばカーネーション」というくらい象徴的な存在になってますよね。
きのうも小学生くらいの男の子が2人で、赤いカーネーションを1本ずつ買って歩いてるのを見て、ほほえましくてにやにやしちゃいました。
でもなんで母の日にはカーネーションなんでしょう?
またまた調べてみました。
カーネーションは十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙のあとに咲いた花だという言い伝えがあるそうです。
花言葉は母性愛を象徴としていて「真実の愛」「尊敬」「感謝」などの言葉があるそうですよー。
ちなみに母の日は、現在では“家族のために頑張っている母への感謝をあらわす日”とされていますが、実は母親への感謝だけではなく、平和を願う母親たちの社会運動を記念したものとしてスタートしたものが、政治やビジネスの商業的な力で歪められてしまったらしいです。
本当の意味合いを知らずに多くの人が世の中の流れにのっている、クリスマスやバレンタインデーみたいな感じなんでしょうか。
なにはともあれ、たとえ商業的な力で本来の意味合いが不透明になっていても、こういう日があることによってあらためて感謝のきもちを伝えられるのはいいことですよね☆なんて思うtamaでした。
tama

2006年5月12日

世田谷1の家:車庫の土間

カテゴリー: 家づくり2006〜2007


世田谷の家で左官屋さんが車庫の土間しあげをしています。
コンクリートを流したら、長靴でずぼずぼ奥まで入って
奥からコテで均していきます。
最初は大きなコテで大きな動きで均し、時間をおいてコンクリートが少ししまってきたら小さなコテできれいにおさえていくそうです。
あざやかな手つきにしばし見とれてしまいます。
tama

2006年5月11日

那須高原の家:荒壁ワークショップレポート4

カテゴリー: 家づくり2006〜2007

みなさんにつくってもらった割竹をつかって、小舞を掻きます。
竹小舞は間渡し竹という直径10mmくらいの細竹を、構造材に穴をあけたところに差し込み、その間渡しにシュロ縄をからませて割竹を編みつけていきます。
竹小舞は「編む」というのではなく、必ず「掻く」と言うんですよね。なぜだか理由はわからないのですが・・・そのうち調べておきますっ!

間渡し竹は、穴の深さ分を1cmくらい少し長めに切って、ぐに〜んとしならせて穴に差し込みます。
これが間渡しが完了したところです。

-つづく-
tama

2006年5月10日

沖縄の中村家住宅

しばらくブログをご無沙汰していましたtamaですが、実は休日で沖縄へいっていました!
むこうは湿度90%以上、夜中も25℃という蒸し暑さでした。でも寒いのキライ、暑いの大好き!な私は喜んで汗を大量にかいてきました。笑
そこで沖縄の指定重要文化財「中村家住宅」をみてきたので、せっかくなので少しだけレポート。

中村家住宅は18世紀中頃に建てられたといわれている建物で、戦前の沖縄の住居建築をすべて備えた建物といわれています。
南向きのゆるい斜地に建てられていて、北以外の三方を琉球石灰岩の石垣で囲い、その内側に防風林の役目を果たしている福木を植えて台風に備えています。
屋根は赤い本瓦葺きで、台風で吹き飛ばされないように漆喰で塗り固められています。赤と白のコントラストがとても美しいことで、沖縄の象徴的な屋根として有名ですよね。那覇など開発が進んでいる地域にはほとんど見られなくなったものの、離島の集落などはいまだに赤瓦にシーサーをのせた屋根がたくさん残っています。
この中村さんはお金持ちだったようで(今も中村家はこの家の隣に住居を構えて住んでいます!)、農民は6畳以下の畳部屋しか持つことを許されていなかった時代に、母屋(ウフヤ)には居間・仏間・客間とそれぞれに裏座があり、離れ(アシャギ)にも6畳が二間ありました。

赤瓦や床板、塀などありとあらゆる色は焼けて、朽ちかけているところはたくさんあるものの、中庭のつくられ方、積まれた井戸の石、人の手のあたたかみを感じられる屋根の漆喰など、深ーい味わいのあるとっても美しい建物でした。
天然素材のもつ自然の力、経年変化の美しさをあらためて体感できました。
それにしてもあんまりにも居心地がよすぎて、ここで絵を描いたりうとうとしたり、1時間以上もくつろいでしまったtamaでした。笑

tama

2006年5月9日

せっけんの話2のつづき

さてさて、本日のお題は水の硬度についてです。
調べてみると・・
水はまず、水蒸気になって、雨になります。
その間に空気中のガス・鉱物・塩などが溶け込みます。
そして川・地中へ流れます。
そんなこんなで、さらにナトリウム・カルシウム・マグネシウムなどが溶け込み、
浄水処理をされて水道水となり私たちのもとへ届きます。
その物質の中で、せっけんの威力に影響を及ぼすのが、カルシウムとマグネシウムです。
カルシウムとマグネシウムがせっけんの脂肪酸と結合すると、せっけんが水に溶けにくくなり、泡立ちが悪く、力を発揮できないそう。
つまり、雨水の状態の方が軟水ということになるのですね。
なるほどー
硬度は、
 (カルシウム濃度x2.5)+(マグネシウム濃度x4)
という式で計算することができます。
この値が、1L中に溶けている炭酸カルシウムの量だそうです。
三重が30、東京が80とすると、三重の水のほうが軟水で、石けんも使いやすい、
ということになるわけです。
日本は軟水、といっても地域差がずいぶんあるために、
同じせっけんを使っていても水との相性により随分使い心地が違うようです。
そうすると、次の宿題は!
「どうすれば石けんをうまく使えるようになるのか」ですね。
何だ、石けんなんて溶けにくいし、めんどっちいから合成洗剤にしちゃえと
思わないよう、一歩踏み込んで研究したいところです。
kayo