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2016年10月28日

窓の話し

カテゴリー: 家づくり

今日は家を建てたい、改修したいと思っている方のヒントになればいいなぁと思い開口部(窓)の話を少しばかり。
当社は比較的YKKのサッシを使う事が多いのですが、先日YKKの品川にオープンした『体験ショールーム』に見学に行ってきました。体験ショールームというだけに従来の展示してあるショールームではなく「遮熱」「遮音」「通風」といったテーマ別に目で見て、触って感じることができるゾーン、そして断熱効果を体感する為に断熱性能の違う5つの部屋を冬の外気温とみたてた0℃に冷やしたブースがあり一部屋ずつ自分の体で比較できる実験ルームが用意されていました。
5つの部屋はいずれもエアコンで22℃に暖房されている部屋と小さな脱衣室やトイレをイメージした非暖房室の2間で構成されています。昭和55年頃に作られた住宅をイメージしたあまり断熱性の高くない部屋+アルミ単板ガラスサッシの入った部屋はアルミフレームにもガラス面にも結露がびっしり。扉をあけて非暖房室に行くともの凄く寒くて、いわゆるヒートショックが起きやすいといわれる室温差が10℃以上という状態でした。
それに対して平成25年度基準に相当するしっかりとした断熱材を施し+樹脂Low-E複層ガラスサッシを入れた部屋は、窓枠にもガラス面にも結露はなく、隣の非暖房室との室温差も5℃位でした。
上記の体験結果だけをみると樹脂サッシが素晴らしいと思うのですが、価格的に高い点、特に防火地域では非常に高額になってしまうので家全部の窓に使うのは正直難しいのかと思います。でも冬場にヒートショックが急増する浴室や脱衣室、トイレなどの非暖房室などは断熱性能の高いサッシを入れる事を検討しても良いのではと考えさせられました。

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通風の実験体験も新鮮な驚きがありましたので今度お伝えできればと思います。

2016年10月26日

建て方開始!

自宅普請中のsakiです。
いよいよ待ちに待った建前が開始しました!
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2階の床梁は梁の高さを変えています。
大黒柱や通柱への欠損を少なくする事が目的ですが、意匠的にも梁と梁を組んでいる感じが出ます。
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小屋梁は折置組(軒桁より小屋梁が下)という組み方をベースとしていますが、 タイコ梁は京呂組(小屋梁より軒桁が下)という組み方で組んでいます。
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次回はいよいよ棟上げです!
saki

2016年10月24日

森林セラピー

先日全国木材連合会主催の「木育・食育セミナー」に参加してきました。
木材が有する健康への優れた効果を広範囲に普及させるためにとありましたので興味を持ち行ってみました。
免疫力を高めるのに、杉・桧材などの木材や森林浴が学術的にも体によいとわかってきているという内容でした。その中の森林医学という分野の話しを私は初めて聞きました。森林総合研究所の香川隆英さんのお話です。 『森林セラピー総合サイト』というHPがあり日本全国の62の森で森林セラピー基地が整備されているそうです。
http://www.fo-society.jp/

その基地はリラックス効果が森林医学の面から専門家に実証され、さらに、関連施設などの自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のことで、そこでは森林ウォーキングのほかにもさまざまな健康増進プログラムを楽しむことができるそうです。

私達の病気の主な要因はストレスです。年に数回でも森を楽しみながら心と身体の健康維持・ストレス解消の為に是非とも時間を作って森を楽しむことも素敵な事だと思います。

その森林から伐倒した国産の木材を使って家をつくっている私達は森の素晴らしさ、樹木の素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思っています。無垢材だったら安全ではなくトレサビリティのしっかりとした、また管理も含め安心・安全な材料を見きわめて皆様に提供していきたいです。
当社で構造材(柱・梁など)や床、腰壁、天井の化粧材などに使う杉材は、木材の中でもテルペン類である成分が空気中に放出されリラックス効果が大きいそうです。また杉は湿度を調整してくれる作用も大きいので室内環境を整えてくれる素晴らしい木材です。
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2016年10月18日

大工道具

カテゴリー: 家づくり

今日は大工道具について少しご紹介を。
前回のブログでエコ花では『手刻み』で家をつくっているとお伝えしたのですが、土台や梁、そして柱などの構造材を刻むのには適材適所に大小様々な「のみ」を使う訳です。

尺二寸の梁を継ぐために、『尻挟み継ぎ』を施します。
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この継手を刻むのに使う道具達。
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手仕事ならではの手間と愛情をかけて進めていきます。

2016年10月13日

手刻み

カテゴリー: 家づくり

エコ花では国産の木材を使って『手刻み』に拘って家をつくっています。プレカットが主流の中、時代には逆行しているかもしれませんが、昔ながらの伝統を大切に後世に残していきたいと思っています。

ちなみに下の写真は土台の出隅部の仕口で「襟輪小根ほぞ差し割くさび締め」といいます。手刻みならではの仕口です。
↓ 仕口 受け側
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↓ 仕口 
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大工がのみの刃を研ぎながら1本づつ腕をふるっていきます。

2016年10月5日

梁の墨付け開始

自宅普請中のsakiです。
こちらは福島県南会津郡の工場です。
刻み場兼材木保管所として活躍しています。
若き棟梁、平田大工です。
墨付けをする姿は真剣そのもの。頼もしい限りです。

家族で伐倒した、タイコ梁も入ってきました。
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なかなか味のある、カッコいい字を書きます。
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刻みは続きます。。。