西那須の家
力強い木組みといろいろな土壁
力強い木組みといろいろな土壁を楽しめる山小屋。深い軒を張り出し、のびやかでシンメトリーなデザインの、伝統構法の家のスタンダードな外観。家づくりで手に入れたい本物の仕事を目指しました。力強い木組みが大きな屋根を支える構造をそのままにあらわし、さまざまな土壁の表情を見せ、伝統構法の要素が目に見えるショールームのような山小屋。柱、梁、貫、楔。伝統構法のかごのように編まれた構造がよく分かります。住まい手は、東京での仕事のある暮しと、田舎で趣味の木工をする暮しの二地域居住をしています。雪深いところでもあり、1階には長靴でそのまま入れる広い土間空間をもうけています。遊び空間にふさわしく、全体にオープンなつくりとなっています。
工事内容 | 新築 |
竣工 | 2006年 |
場所 | 栃木県 |
延床面積 | 99.2 ㎡ |
設計・施工 | 直井建築工房 |