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2021年3月17日

「クリ」の木のはなし NO.3

もう春の陽気となってきましたね。
少しばたばたしており、
ブログを更新するのを怠っておりました。

本日からまた更新したいと思います。

では、今日はおいしい実がなる「栗」のはなし。

いがいがの実がなることであまりにも有名なクリ。
家づくりにはあらゆるところでクリが登場!
建築材としてのクリの使用は縄文時代にまでさかのぼります。
有名なもので言えば、青森県青森市にある三内丸山遺跡、直径1m、高さ数十mもの巨大なクリの柱が発掘されています。
そのほかの遺跡でもたくさんのクリの柱が見つかっていて、クリが縄文時代の主要な建築材であっただろうことがうかがえます。
クリの木材は縄文時代からエクステリアに使われてきたように、耐久性がとても高いのが特徴です。
「タンニン」という苦味成分を含んだアクがあるクリの木材は、虫や菌を寄せ付けず、雨水がかかるような過酷な環境でも腐りにくいのです。
梁や大黒柱などに使われ、とくに床材としてとってもおすすめ。
落ち着いた色味とやさしい木目は、主張しすぎずやわらかなあったかい空間をつくってくれます。

◎クリのフローリング 

◎クリの鏡台

次回の木のはなしは「ブナ」の予定です。

nanala

2021年2月1日

「キハダ」の木のはなし NO.2

おはようございます!

今日から2月startです♪

 

 

さて今日は黄色い肌の「キハダ」のお話

キハダはみかん科の広葉樹で、北は北海道、南は九州まで広く分布しクルミや栃などほかの広葉樹と混生しています。

陽光の差し込むで湿った土地を好み、大きなものは直径1m、高さ25mにもなるといわれますが、今ではそれほどの大木はほとんどないとの事。

古くからキハダの樹皮を薬や染料などの原料として利用されている方がみなさんご存知ではないでしょうか。
キハダは木肌、木膚と書くほか黄木、黄檗、黄柏なども同義語で、いずれも黄の字がつきます。

これはキハダの内皮が鮮やかな黄色(上記写真のように)をしているためです。コルク層の樹皮を剥ぐとハッとするような山吹色の美しい内皮が表れます。

白太(辺材)は薄黄色、赤身(心材)は黄褐色とはっきり区別でき、材は堅く、上品な光沢のある和風の繊細なおもむきが特徴です。
乾燥時に狂いが出やすく、小・中径材だと暴れやすいという傾向をもっていますが、目のつんだ大径木になると狂いはほとんど出ません。

 

 

また栗の次に水に強く、土台や基礎パッキン、台所の床板などの建材として使われるほか、北海道では枕木にも使用されていました。

エコ花SHOPのカウンター材もキハダです。

 

 

黄、グリーン、茶、黒と色相が多いのはキハダならでは。独特の材質感と美しい木目が、和室や和風の落ち着いた雰囲気にぴったり。
キハダは家具材や建材として使用されるだけではありません。

先も言いましたが、薬として黄色い内皮は苦味の強い成分を含み、古来胃腸薬、二日酔いの特効薬として重宝がられてきました。

特に有名なのが、奈良県の吉野や和歌山県の高野山などの名産、陀羅尼助(だらにすけ)です。

 

次回は…「クリ」についてご紹介!

お楽しみに~。

 

nanala

 

2021年1月25日

『イチョウ』の木のはなし No.1

おはようございます!

今週も1週間はじまりました~。

本日は3月並みの暖かさになるとか、

でも週末は寒くなる!?と気温差がありそうですが体調管理しっかり元気に過ごしましょ~!

 

さて今日は過去に何度かブログでもご紹介している木のはなし。

再開したいと思います。

ランダムに樹種を選び特性や使い方をご紹介していきたいと思います。

 

樹種には数え切れない程の種類があり、

そのすべての種類の性質・特徴・風合いは違います。

同じ樹種でも表情や性質がさまざまなのが木の面白いところ。

《1人として同じ人間がいない》人間と一緒。

さすが生きもの!知れば知るほどおもしろい。

 

今回は『イチョウ』の木のお話

イチョウの木は葉が落ちる落葉樹であり、

葉の面積が広いので広葉樹であるかのような印象を受けますが分類上は針葉樹!

また黄葉した葉が美しい事から、観賞用の需要が多い樹種だと言えます。

有名所で「明治神宮外苑 いちょう並木」や「昭和記念公園」など、

11月になると紅葉を楽しむ方が多いのではないでしょうか。

 

住宅では主にカウンターなどの天板、家具の材料また抗菌性が高いのでまな板としても利用されます。

色調が「カヤ」に似ている事から将棋盤や碁盤などにも使われます。

弊社では、式台として利用しました。

 

 

 

 

 

 

約20年前に施工したお寺の式台…

 

傷や色で20年間の歴史を感じます…

玄関は家の顔…

これではいかんとメンテナンス!

ヤスリやカンナで古い塗膜(塗装)をはがして磨き仕上げは塗装をして終了です。

 

無垢材は表面が汚れていても、ヤスリで磨けば美しさが戻ります。

長く使い続けていくことのできる素材です。

 

次回は「キハダ」についてご紹介します。

皆さん「キハダ」ご存知ですか~??

お楽しみに!

 

nanala

 

 

 

 

 

 

2019年11月26日

メグスリノキ

刻み・資材置き場『舘岩の家』のメグスリノキが綺麗に紅葉してました!

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メグスリノキは東北地方中部以南に自生する日本固有の樹木で、カエデの仲間ではもっとも紅葉の美しい木になります!
民間療法にて、樹皮や葉を煎じたものが眼病に効くといわれることからメグスリノキと呼ばれるようになったそうです。

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nanala

2016年7月21日

舘岩の夏休み2016

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広間の開かずの扉も開閉できるよう改修し、夏休みの準備も整いました。
今年は空模様が心配していましたが・・・・・
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自然観察の予定でしたが
皆さん到着すると、覆っていた雲がなくなったので
急遽予定変更、川へいこう!
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いつもの小屋まえの川ではなく、峠を越えて
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今年は雪も少なかったので水量が水遊びにはピッタリ
それに、例年だと足の感覚がなくなるほど冷たいのですが太陽の力でしょう、
全身浸かっていられる水温でした。
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お蔵入りしていたカヌーも久しぶりに引っ張り出し
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何も教えなくても自然にパドルをしています
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遊び疲れて戻るとBBQの準備
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竈ごはん、
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燻製、
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過去最高の仕上がり?
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定番のキャンプファイヤー
子供たちが工夫して火をつけます
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煙たいのに・・と思うのですが
子供たちは花火に夢中です
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火を起こす
炭をおこす
羽釜でご飯
餅をつく
薪を割る
お風呂を沸かす
日常を大人も子供も
田舎暮らしを
体験体感できた一泊二日でした

naoi

2012年5月25日

木のはなし:黒柿・ケンポナシ・楓

カテゴリー: 山の話・木の話

①「黒柿」について
以前床の間に黒柿の落掛けを使っている住宅を見ました。
杢目の出かたが摩訶不思議で、はっきりとした黒色に魅力を感じました。
★☆★shopでは柿まな板販売中!★☆★
「もったいなくて使えないわ!」との悲鳴殺到!
素敵な飾り棚として使用してもOKな板です。
ぜひ実物を見にいらっしゃってください![#IMAGE|S72#]
人と柿の素敵なお話が記載されていました↓
黒柿愛好家さんのホームページはこちらをクリック!
↑黒柿の網杢です。
柿の中でも、黒い杢目が出ているものを特別に黒柿と呼んでいます。
この杢の出方は予測不能!
大木や高齢だからと言って出てくるものではないようです。
②「ケンポナシ」について
ケヤキやクワに似ていますね。
分布は広く東アジア温帯一帯、日本では北海道の一部から九州まで自生しています。
柔らかく、加工しやすい材料です。
高級材として床柱や家具、楽器材などに使われ炉縁材として最高とも言われています。

名前がなんとも耳に残る音です[#IMAGE|S60#]
調べてみると、果実にヒントがありました。
ケンポナシの実の写真
(↑ウィキメディアに飛びます。)
丸くはないけれど、ナシのお肌に似ていますね。
実際、ナシのような甘さの果実だそうです。
③「楓」について
カエデは世界に幅広く散らばっていますが、
モミジ(カエデの中でも紅葉がすばらしいもの)として親しまれているカエデは
中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで、それ以外は日本列島にあります。
日本はカエデ科植物の宝庫ということなんですね!

材料としては重硬です。
キメが細かく、絹のような美しい光を放ちます。
塗装隊の経験では、クリアな塗装をしても木のオーラのほうが勝るため
正直、塗料が塗れたか否かがわかりません[#IMAGE|S42#]
キッチンの皿返しとして利用した事例
↑クリックすると以前のブログへ飛びます。
モミジと呼んでいます。

↑紅葉の葉ばかり見ているから、木のお肌を目の当たりにすると
ちょっと近寄りがたいほどの、プリプリ感に思わず後ずさりしちゃいます。
写真はないですが、
樹齢700年のクスからは、木の良い香りがしていました。
木の魅力は生きているときも、材料となっても続いているのですね。
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zou

2012年5月24日

木のはなし:ケヤキ・サクラツツジ・ヤニマツ

カテゴリー: 山の話・木の話

さっそく ①「ケヤキ」 について。
日本の代表的な広葉樹で関東地方では街路樹に用いられることが多い木です。
国道463号(埼玉県さいたま市)には約17kmにわたって続く日本最長のケヤキ並木があります。
寿命が長く、放射状に広がる独特の樹形をしています。
盆栽では「箒立」という樹形があり、
枝が上向きにホウキのように広がっている形のことをいいます。
わたしも美しい箒立を目指して、
せっせとミニ欅ちゃんの手入れをしていましたが、
・・・夏の猛暑で、あの子はもう・・・。[#IMAGE|S32#]
木材としての特徴は、堅く、木目が美しいこと!
そして、木目の美しさから「異(け)やけき木」と呼ばれ、
(「けやけし」=他のものより目立っている)、
「けやけきき」→
「けやけき」→
「けやき」と変化したそうです。

↑ケヤキの一枚板です。
老大木からは良い杢目が現れ珍重されます。
↓こちらは玉杢、泡杢などが見られます。
丸い円形の模様をいいます。
玉杢は樹皮側に出現しやすく、樹心に近づくとなくなっていきます。

②「サクラツツジ」について
↓淡いピンクの花のツツジです。
カワサクラとも呼ばれています。
主な原産地は鹿児島や沖縄です。

↓ねじれた樹幹ときれいな小豆色の渋皮が特徴的。
床柱や茶室に利用され、
極めて稀な形状として珍重されています。

③「ヤニマツ」について
アカマツやクロマツなどのうち、脂気の多いものをヤニマツと呼びます。
飴色の光沢とくっきりと力強い杢目が特徴的です。
これだけの杢目が出るものは珍しいそうです。
木材としては床柱や床板に使用されており、
大切にされているということですね。

テカテカ具合がすごく、色もしっかり濃くて、塗装してあるのかと思いました。
じっと杢目を見ていると何かに見えてきますね。
犬とかキノコとかシワシワの魔女とか宇宙戦争みたいな絵とか・・・。
うわぁ〜夢に出てきそう。
こうして見ていくと本当に、色々な木があるんですね[#IMAGE|S58#]
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zou

2012年5月21日

木のはなし:杉②

カテゴリー: 山の話・木の話

杉の木のはなし②
tamaさんレポートはこちら!
杉について、ほとんどの内容が凝縮されています[#IMAGE|S72#]
杉は、日本特産の代表的な樹種のひとつですね。
日本では、本州〜四国〜九州を経て屋久島までが産地ですが、
北海道でも植林地がありますから、ほとんど日本全国!
秋田杉、天竜杉、吉野杉、日田杉、飫肥杉(おびすぎ)、屋久杉などが有名です。
学名のCryptomeria japonica(クリプトメリア ジャポニカ)は
(日本の隠れた財産)という意味が含まれているそうです。
まさに、杉は日本のお宝〜[#IMAGE|S72#][#IMAGE|S72#][#IMAGE|S72#]
↓木目が笹の葉のように細かく波打っています。
笹杢といい、原木の切り口の年輪が細かく揺れているものから取れ、
最低でも樹齢200〜400年以上の老木から、ごく希に表れるものです。

木の模様は、たとえ同種類の木であっても1本1本がすべて異なります。
育った土、風、日照・・・さまざまな環境によって
同じ模様・同じ木が存在しません。
それこそが天然木ならではの魅力です[#IMAGE|S58#]
また成長過程で様々な要因によって、上の写真のように装飾性の高い模様が表れることがあります。
これを、杢(もく)と呼びます。
希少な木目はいくつかありますが、珍しくはなくても木は木ですね。
ナンバーワンではなくオンリーワンってことですね[#IMAGE|S60#]
そういえば、小学校の写生会で花びらの散った桜を描いて
「桜はさくら」という題名をつけたことをふと思い出しました。
花が散っても新芽がきれいだよ!というのを伝えたかったような・・・。
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zou
tamaさんレポート杉の話へは
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2012年5月10日

6年前の植林地

カテゴリー: 山の話・木の話

久しぶりにエコ花の山の様子をお伝えします[#IMAGE|S58#]
宮城県の栗駒木材さんのご協力のもと、
エコ花の木が!山が!
す〜く す〜く 育っています。
↓クリックすると過去ブログへ飛びます。
以前の詳しいレポート:植林の様子①
以前の詳しいレポート:苗木の写真②
↓6年前は、軽々と片手で持てるくらいの苗でした。
こんなに小さな命が山を支える力になるなんて、
遠い未来のことのようでした。
植林の作業はとても大変で山の斜面をうらめしく思ったりもしましたが(笑)
作業後のご飯がとても美味しかったのを覚えています。

そして、あれから6年・・・。
わたしたちの山は・・・。
みんなで植えた杉やクリの木がこんなになってました〜
ひょろひょろだった苗が今はもう、
私の背丈を余裕で越えています。
自分の生きている間は、自然の成長の様子は分からないほどではないかなと思っていましたが、
こんなすぐに実感してしまい、
命の偉大さにあらためて驚いた瞬間でありました。
木からみて「お前も老けたなっ」
なんて思ってくれていたなら、なんだか嬉しい感じがします。
そして、他に変わったことといえば、
看板がクマに取られました。(駒五郎談)
↓当時の記念写真です。

↓このあたりに看板があったのですが・・・。
ううっ、さびしい・・・

↓木は大きくなっただけではありませんでした。
クリの木は、秋に実をつけるようになっていました。

国産木材100%&合板を一切使用しないという
自然素材という言葉が馴染んできたこの業界ですら
今なお珍しい取り組みを続けているのも、
このような私達のこだわりや活動に賛同してくださる多くのお客さまと
お会いすることができたからです。
私達の仕事は、
木に魅せられ
山の恩恵を受けられてこその仕事であります。
そしてこれからも自然とともに生きていきたいから、
「山への恩返し」とは、すこし大げさかもしれませんが
山へ元気を!
山から元気を!

の精神で積極的な山への活動を続けていきたいと思います。
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zou