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2022年1月21日

びしょびしょの木材

木は軽いのか、重いのか

杉は軽い、黒檀は重いなど、
少し木のことを知っている人だったら、
木の種類によって軽いものも重たいものも
あることはよくご存じだと思います。

同じく、木の重さには、
どのくらい水を含んでいるかも関係してきます。

本日の記事は、そんな木と水分についての
お話になります。

ずっしりとした杉

工場の掃除をしているとき、
床に散らばった木材の切り落としを、
ガラ袋に入れていたのですが、
拾った木っ端が、やたらと重い。

どうみても見た目はで、大きさも
12 cm × 24 cm × 4 cm 程度なのに、
ずっしりとした重さを手に感じる。

手で持った時に明らかに表面が湿っているので、
重さを測ってみることにしました。

重さは845 g もありました。
およそリンゴ3つ分のようです。

845 g ということは、体積が1,152 ㎤ なので、
比重に換算する、0.73にもなります。

一般的に杉の比重0.40ほどですから、
だいぶ水を含んだ状態のようです。

乾燥させてみる

ふと、乾燥させてみたらどうなるのかなと、
気になったので、自宅に持ち帰り、
乾燥させてみることにしました。

ひとまず、今シーズンも大活躍中の薪ストーブ
の前に放置してみました。

<10年選手のSCAN社製薪ストーブ>

ひとまず、1時間ほど放置して、
どのくらい減ったかなとワクワクしながら、
測ってみると、

<1時間乾燥後>

835 g 、、、全く変わってない。

意地になって乾燥させる

向かい合わせになるようにしてみました。
ついでに、放射温度計で温度を測ってみると、
表面の温度は、86.8° となり、
だいぶ高温になってます。

<2時間乾燥後>

765 g 、だいぶ減りました。
元の重さから80 g 減です。
見た目も、ひび割れが目立つようになってます。

<朝まで放置した後>

途中、表面が黒くなって(炭化して)きたので、
少しストーブから離し、朝まで放置しました。
計測すると、最終的に640 g になりました。
最初から比べると約200 g 減です。

実は、

さて、木っ端と水のグラスが2つ並んだ
トップ画像ですが、実は、グラス1つあたり
100 g の水が入っています。

つまり、このグラス2つ分の水をこの木っ端は
含んでいたことになります。

こうやって並べてみると、そりゃ重いはずだと、
実感が湧いてきませんか?

yn