ブログ
2022年1月19日

大工の手仕事 ~仕口~

今日は、大工さんの手仕事を覗き見してきました。

木材を直線方向につなぐ接合部を継手
直交方向につなぐ接合部を仕口といいます。

そんな仕口の加工方法を本日はご報告いたします。

加工ヶ所に線を描いていく墨付けが終わったら、
まずは線に沿って切れ目を入れていきます。

蟻といわれる台形部分に何本も切れ目が入っているのは、
次の工程の欠きとる作業をしやすくするためです。

次いで線の内側を欠き取っていきます。

電動工具やのみを使って少しずつ欠いていきます。

ここが腕の見せ所です。接合する部分が平になるように微調整していきます。

昨今では、家の骨組みである構造材の加工は、プレカット、
すなわち工場で機械加工された状態のものを用いることが主流のようです。

エコ花の家づくりでは、全棟いまだに大工さんの手刻みによって作られています。

プレカットと手刻みどちらがいいのか、というのは答えるのが難しいですが、
少なくとも弊社では手刻みを続けているおかげで、
弊社の大工さんは、全員仕口の加工ができる技術を持っています。

仕口の加工だけではなく、木を使う限り、
家づくりのあらゆるところで切って、削って、欠きとる作業は出てくるので、
ある一定以上の技術を維持するためにも手刻みを続けていきたいと思っています。

yn