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2022年1月10日

水屋庇、その後

以前行ったお寺さんでの庇の作り替え工事ですが、
近くを通ることがあったのでどのようになったか観てきました。

過去のブログ:水屋庇工事

2019年の3月に行った工事のためおよそ3年が経過した姿です。

<全体の様子>

<横からの様子>

左が現在の様子で、右が工事後すぐの様子になります。

工事後すぐは白く仕上がっていましたが、
3年もたつと日に焼け、雨に打たれて色が変化しています。

板金を回していない簡素な造りのため、
雨に打たれる場所は特に色が変わっています。

例えば、柱の足元や横材の木口付近は黒く古材のような雰囲気となっています。

 

木材の年月による移り変わりを劣化と捉えるか、
変化と捉えるかは人それぞれではありますが、
建物入口側に立つもともとある柱の色となじんできて、
一体感のある雰囲気になってきました。

個人的には無垢材の良さの一つとして、この変化を楽しめるところにあると思っております。

 

yn