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2008年9月22日

まゆげ・再び

カテゴリー: 徒然・農園

エコ花で働いていると山の友人たちに会うことがたまにあります。
が、先日板橋の現場に行った際、山からの友人、ではない友人に再会したのでご報告。

まゆげ!写真が暗くてごめんなさい。きれいな深緑と凛々しい眉毛、きみ、エコ花に遊びに来たまゆげじゃない?どうやら板橋の現場にも遊びに来てくれた模様。

がんばってまゆげを捕まえてくれた大工さんの勇姿!ここ、すごい高いところなんだけど……さすがに身軽です。鳥にもひょいと追いつきます。すごーい!まゆげはちゃんと捕まえて外の緑の中に返してもらえました。よかったよかった!
先週のイベントの時は立派なカエルくん(4匹)にも遭遇したし、そういえば月初めの建前では舘岩からのお客さまにも会いました(刻んだ柱といっしょに来ちゃったみたい)。

毛虫!すごい大きいんですよー……私は足がいっぱいついてるのは苦手なので……あんまりお友だちにはなれませんでしたが……。
でもひとつ反省もあります。そのもうちょっと前に舘岩からやってきた荷に一緒に乗ってきたカブトムシは、私がカブトムシの性質(エネルギーを保持できないからほとんど間断なく砂糖水/樹液を吸っていないと死んでしまうっていう)を知らなかったので、私は彼女を工場の材木の近くに放してしまったんです。樹液を探せなかった彼女はたぶんあまり長くは生きられなかったようでした。もうちょっとちゃんと知っていたら!と思うと心が痛みます。せっかく長い旅をしてきてくれたのに。次の友人はきちんと迎えたいと思いました。せめて木のあるところに放してあげたいな。
でも、東京も舘岩とちゃんと地続きなんだな、と思えたり、まだまだ東京も!と思えたり、自然がないようでその断片をきちんと感じられる時があるってしあわせなことですよね。まゆげにはぜひそのうちエコ花に「ホーホケキョ」と歌いに来てもらいたいものだわ、と思いつつ。あれ、ぜったい同じウグイスだってスタッフ皆で信じております。
llama

2008年9月17日

板橋の家:ささらこ!

カテゴリー: 家づくり2008〜2009

板橋の現場報告です。
瓦も葺き終わり、家のかたちになってきました。

1階部分の外壁は板張りです。
板をおさえる押縁も板張りに合わせて段をつけて加工します。

仕上がりはこの通り
正面からは釘を打っていないのですっきりとした仕上げになります。
これも熟練大工の腕の見せ所です。

saki

2008年9月11日

ゴーヤに挑戦

こんにちは、llamaです。zou農園長が日々ゴーヤの世話に精を出してくれるのでゴーヤにあふれるエコ花です。今年もたくさんとれましたー。農園につづられる「正」の文字(収穫数がつけられているのです)に道行く人からも歓声がちらほらと。
そろそろおしまいの時期かな、という感じですが日々チャンプルーやら塩もみやらで楽しませてもらってはいたものの、季節の最後にもうちょっと違う味で食べたいなと欲が出ました。どうしてもパスタで食べたいなあ、どうしよう。と頭ひねりつつ一週間。ゴーヤとにらみ合って数日です。

そんなわけで作ってみました、ゴーヤとチーズのペンネ!どうかな、写真、おいしそうに写ってますか。調べたところオイル系のゴーヤのパスタレシピは見かけるものの、クリーム系はなかなか発見できず。発見できなかったらやってみるのみ!不味かったら泣くのは私だけです。
さてつくってみたところ味はなかなかよかったです!パスタにうるさい病み上がりの母にもかなり好評でした。ゴーヤの苦味がチーズとよくあって大人のパスタという感じ。胡椒をきかせて食べたいところかなあ。チーズをちょうど冷蔵庫に転がっていたエメンタールとモッツァレラを投げ込んだのですが、もうちょっと癖のあるチーズの方がよりおいしいかとおもいます。ゴルゴンゾーラなんてよく合いそう。
作り方、ご参考までに書いておきますね。
【ゴーヤとチーズのペンネ】
材料
ゴーヤ:好きなだけ。種と白いところを取って薄切りに。
ペンネ:好きなだけ。少し硬めに茹でてください。
チーズ:濃い味のパンチのあるチーズがお勧めです。できたら複数種。
生クリーム:47程度の濃いものを。薄いとゴーヤに負けちゃいます。
      2人前で1パックくらいあってもいいです。
オリーブオイル:適宜
にんにく・鷹の爪:適宜
塩コショウ:適宜
パルミジャーノチーズ:最後にかける用
作り方
1、ペンネを茹でます。
2、オリーブオイルとにんにく少し、お好みで鷹の爪を弱火で熱します。
3、香りがでてきたらゴーヤ投入。火が通るまで炒めてください。
4、ゴーヤに火が通ったら弱火にして、生クリームを入れます。
5、生クリームが温まったらそこに細かくしたチーズ投入。
6、チーズが溶けるまで待って混ぜながら塩コショウで味付け。
  (茹で汁の塩気とチーズの塩気があるので多少控えめに)
7、茹でたペンネをチーズの鍋へ。
  このとき1人前に対しお玉1.5杯程度の茹で汁を入れます。
  あまり人数が多い時は加減してください。
8、良い具合にソースがからんだらできあがり。
9、上にパルミジャーノをふって胡椒を引いて供してください。
ゴーヤライフのご参考になりますように!
苦味が苦手な方は玉ねぎを加えるとマイルドになりそうです。
よかったら試してみてくださいね。
llama

2008年9月8日

大森の家:左官職人のための泥壁ワークショップ終了しました!

カテゴリー: 家づくり2008〜2009

お知らせさせていただいていた
「大森の家/技とこころをつなぐ泥壁ワークショップ2
 若き左官職人のための泥壁ワークショップ」
昨日無事に終了いたしました!
ご参加くださった方々、建て主のHさま、ほんとうにありがとうございました。

当日は前夜のゲリラ雷雨もなんのそのの快晴で、左官職人の方々もたくさんご参加いただきました。

まずは朝集合です。技とこころを伝える家づくり、の一環にご参加ありがとうございます、と社長が挨拶させていただいております。泥壁は前回のワークショップで竹を掻いたところに荒壁をつけた状態でワークショップ開始となりました。左官職人の方々には荒壁をつけ終わっていないところ(正確には貫側の裏を返していないところ)に土をつけていただいたり、荒壁が塗られたところにむら直しをしていただきました。

それぞれ担当の壁を決めてむら直しです(ピンクのテープのところ、それぞれの名前が書いてあるんです。責任持って塗ってくださいね!)。

こちらは荒壁を返すための土を練っているところ。前回のワークショップで使った土とはまた違うので少し違う色をしています(すごくきれいな黄色でした)。

どんどん壁が返されていきます。エコ花スタッフはただただ見守るばかり。

そしてやっぱり、速い!きれい!すごい!職人技、という言葉の意味をしみじみ皆でかみ締めました。前回のワークショップで苦労して苦労して土をつけた体験をそれぞれ胸に返していたようで、スタッフ顔を合わせて苦笑い、それから感嘆のため息をつきました。職人さんて、さすが!

竹小舞を残しておいたところもせっかくなので掻いていただきました。これはさすがになかなか機会がないようです。みなさま真剣に習ってらっしゃいます(でもみなさますぐにすいすい掻いてましたが)

前回のワークショップにご参加いただいた方にはわかるでしょうか?前回と違う掻き方です。小沼左官流、教えていただきました。教えていただきました、が、とってもむずかしい!そしてすごくしっかりしています。すっかり竹小舞には慣れたつもりのエコ花スタッフお手伝い組から小さい悲鳴が途切れたとか途切れなかったとか……まだまだ修行が必要なようです。

カエルくんも応援にかけつけてくれましたー。雨が多いから元気そうですね。

ちりに付いてしまった土を落としているところ。これ、すかさず買いにいこうと思いました(まだまだ、やる気)。前回ワタクシ一生懸命布で拭いていたのです。せつなかったなあ!いろいろ目からウロコが落ちることばかり。たいへん勉強になりました。
どうしたらこういった技術を残せるのか、今回授かった貴重な機会が参加してくださった皆様の胸にも、そしてわれわれスタッフの胸にも大きな課題としてあることをあの場所にいた皆で確認できたような時間でした。また次に繋げていけたらいいなとこころから思います。
ご指導くださった小沼左官、ご参加くださった方々、建て主のHさま、ほんとうにありがとうございました。とても貴重な一日でありました。またぜひ次の機会がつくれますように、と祈りつつ。大森の家づくり、どうぞ皆様見守ってくださいませ。
llamaでした。

2008年9月7日

大森の家:泥壁ワークショップ第2弾!

カテゴリー: 家づくり2008〜2009

「大森の家/技とこころをつなぐ泥壁ワークショップ2
 若き左官職人のための泥壁ワークショップ」


東京都下では非常に珍しい手刻みの伝統構法の住宅はほとんどの壁を泥壁とした、
新しい土壁の在り方への挑戦でもあります。その小舞壁に泥を塗る若い左官職人の
ためのワークショップの参加者を募集します。小沼左官の指導のもと、土に藁を
混ぜ竹小舞の壁を塗り、中塗りまでのワークショップです。
左官のルーツをこころと腕に刻み、
職能追求への端緒としていただければ幸いです。
振るってご応募ください。
開催予定日:2008年9月7日(日)
応募資格:左官職人
応募締切:2008年9月5日(金)

ご応募いただいた方には詳しいご案内を差し上げます。
終了いたしました。ありがとうございました!
協力:小沼充(水土グループ)
企画:直井建築工房(担当:安田)