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2009年4月28日

大森の家完成見学会

カテゴリー: お知らせ

近くの山から伐りだした木材
近所で採りためたカヤなどの屋根材
泥、ワラ、麻、・・・・・
そして、棟梁による技、知恵の詰まった家づくり
より良い暮らしが営めるよう、良い材料、良い棟梁を求める気持ちは今も昔も変わりないと思う。
孫子の代まで何代も住みつなげることのできるよう、
自然から生身を守り、より快適に

エコ花が目指していく集大成
「大森の家」が完成しました。
築85年の家に育ち、暮らしている建て主さんの思いを私たちが多くの方の手を借りて完成しました。
どうぞ4月29日、皆さんのお越しをお待ちしています。

gondawara

2009年4月27日

菜園日記〜収穫!〜


新緑が心地よいの季節となりました!
先日の菜園日記で「芽が出たよ」と報告しましたが、あれよあれよといううちに、うっそうと葉っぱが広がったサラダミックス。
その様子を眺めながら、長男が「何だか森みたいだよねー」と嬉しそう。
そうね、森みたい。
そいじゃあ、間伐しないと♪
かなり大きくなっていたので、間伐材はそのままサラダとなりました!
オーガニックだし、何より採れたてはシャキシャキ。
自分で作った喜びがおいしさを引き立ててくれているようでもあり。
春の味を家族で楽しみました♪
まだしばらく、サラダを楽しめそうです。
KAYO

2009年4月25日


やっと桜が咲き始めた。水芭蕉も満開

工場での墨付けも順調

2009年4月21日

大森の家:大津磨き

カテゴリー: 家づくり2008〜2009


ただの土が職人の技で光る
今日1日、小沼の後ろ姿を見て、
10年前、南馬込の新築現場で榎本さんの前でコチコチになって大津磨きの手ほどきを受けていたのを思い出した。
1日1帖仕上げてへとへと、精魂使い果たしていたのに1坪の大壁も難なく仕上げていく
あっという間の10年だった、職人として花開く彼を自慢に思う。

2009年4月18日

間伐—エコラの森in原村 

先週一週間、新人2名見習い大工2名を連れてエコラの森にカラマツ林の間伐整備に出かけていた。
日頃の不徳のいたす所で、私の姿がしばらく見えなくなるとスタッフ、大工、左官、他職人が口を揃えて「お土産は?」「おいしいもの食べてきたんでしょ!」「何処、遊びに行ってきたの?」はては「何匹釣れた?岩魚、山女?」泣
ここでつらく悲しい物語の全容は語りつくせないが、イバラの道(文字通り)から生還し、喜びを噛締めているコトをお伝えしたい。

初日、あくまで森林作業初心者のわれわれはあくまでも初心者の作業だろうと誰もが思っている。
写真を拡大してみてください。生木の丸太を人力で運ぶ姿。作業内容の詳しいレポートはコチラショッキングな題名に驚かないでください。




最終日のすがすがしい朝を向かえ、心からヤッタ〜と叫び、部長のばんざ〜いは一生忘れぬ思いとなりました。このチームはどこであってもきっと軍曹の話題で盛り上がるでしょう。
最後に、どうして体重が増えたんだろう?
さあ次は、宮城だ。
gondawara

2009年4月15日

板橋の家:なつかしの道具

今年の初めに竣工した、「板橋の家」で、外構工事がはじまりました。
まずはレベルを見る作業。
そこで親方がおもむろに取り出した道具は、レーザー水準器・・・
ではなく、見慣れない、細長いバケツ。?

これは、今でこそ聞き慣れない道具となってしまいましたが、古くから
大変ポピュラーに用いられていた水準器の一つ、「水盛り器」と言う道具です。
先端にガラス管が挿入されたゴム管が手提げタンクにつながっているもので、
タンクに水を入れると、タンクの中の水位とガラス管の水位が等しくなります。
これで水平を見るのですね。

    親方がタンクから伸びるゴム管の、先端部分を持ってあっちのほうにいます。


    ガラス管を指で押さえて、水平を確認しています。
ちなみに親方、傘寿を何年か後に控えてもなお、しっかりと現役の職人です。
レーザーよりも確実に似合っております。
この水盛り器は、電気も難しいシステムもいらないので、実はDIY向きでもあります。
と言ってもちゃんとしたものを買う必要はなく、同じ構造を自宅のバケツとホースで
作り出せば簡易水盛り器として、ちゃんと水平を見ることができますよ。
誰もが操れる、こうした単純な発想の道具こそ大発明、という気がしますね。
DIY系のサイトで色々と作り方の紹介もあるので、検索してみて下さい。
sai

大地の香り。

カテゴリー: 徒然・農園

Kayoです。
桜はあっという間に散ってしまい、気持ちの良い新緑の季節になりましたね!
お散歩しているだけでも心地がよいですね。
日曜日はのんびりと春の香りを楽しんで過ごしました。
午前中は、ひたすら四つ葉のクローバー探し。

「クローバーのいいにおいがする!気持ちいい。」と長男、嬉しそうでした。
それにしても黙々と・・・1時間以上はクローバーの上に寝そべっていた気がします。
四つ葉のクローバーは見つからなかったけど、探すのが楽しくて。

お昼を食べに家に戻る途中、八百屋さんにたけのこが出ていたので、買いました。
子供たちがお昼寝をしている間に下ごしらえ。

その日の夜はたけのこの炒め物(どうしても、ビールが飲みたくて・笑)、翌日は煮物にしました。
来月2歳になる次男がたけのこにハマってしまい、ものすごい量をたいらげてしまい、たけのこご飯まで足りなかったです。
長男は「えー また、たけのこ!」と文句を言っておりましたが、甘い!
小学校(先週入学しました)の竹林で採れたたけのこがお給食で出るぜ~
午後、お昼寝の後は虫取りのメッカ、荒川土手に行きました。
長男のお目当てはザリガニ釣り。
出発時に玄関先で1つしかない網をめぐって、長男と次男が取り合いになり、喧嘩勃発。
仕方ないので、次男用にも網を買って持たせたら、大喜びでした。
冬の前、11月終わりごろには生まれたばかりの1センチにも満たないザリガニが・・・
5センチほどに成長していました。
小川の脇には小学生の男の子が詰め寄っており、賑やかでした。
長男は1時間ほどで8匹釣りあげ、大漁♪
また次の釣りの時にはもっと大きくなっているかな、といいながら、小川にリリースしました。
暖かい風とおひさまと、葦と土のにおいと、とっても癒されました。


人工的に手の入った緑ですが、都内では土がある場所が少なく、近場に癒される場所があるのはありがたいことです。
これから、ピクニックも楽しい季節♪
どんどん外で風とお日様のパワーをもらいたいです。
Kayo

2009年4月13日

東船橋の家:晴天の地鎮祭でした。

カテゴリー: 家づくり2008〜2009

昨日春の日差しの下、東船橋にて地鎮祭が行なわれました。


今回は簡易の地鎮祭。
写真でお酒をまいているのは担当のsakiさんです。
お酒とお塩で土地を清めて、これからの工事の無事を祈ります。
ここに建つ家にお施主様が末永く、お住まいになれますように。
sai

奥沢の家:遅ればせながら

カテゴリー: 家づくり2008〜2009

世田谷区奥沢に建築中の物件について、ご報告いたします。
2月中ごろに建前をして、早一ヶ月、現場は順調に進んでいる模様です。



ここのところ暖かく、すっかり東京の桜が散ってしまいましたが
作業はやりやすい気候となってきましたね。
sai

2009年4月8日

間伐レポート〜その2〜

今週、長野のエコラの森で間伐をおこなっている社長より、
またメールで写真のレポートが届きました。

メールに一文、
『 しんどいですが、皆でがんばっています』
森の維持には欠かせない作業、けれどその結果はなかなか目に見えにくいものです。
この作業をサボったら、森はどのように変化するのでしょうか。
例えば、今とても大きな社会問題にまで発展している花粉症。
これは過去に材木利用の目的で作られた杉林が、利益が上がらない、需要がないなど
さまざまな理由により放置され、間伐が行われずに育ちまくった杉達が危機感を覚え
ワレもワレもと、自分の種を残すために花粉をまきちらしているという一説があります。
正しく管理していれば、今の花粉の飛散量の2/3だったとか、1/3におさえられたとか
色々な数字や推測がありますが、いずれも今より少なく済んだ、という答えは同じです。
人の健康管理も同じですが、本当に健康な森の為には、
見えないところにこそ手をかけてやる必要があるのですね。
今日は折り返し地点。
現地で作業されている方々には疲労も溜まっていることでしょう。
ここで、もうひとふん張りですよ。
sai