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2011年6月30日

泪橋の話

カテゴリー: ご近所

本日は南千住の過去の話。泪橋の話。
事務所近くの明治通りの交差点名に【泪橋】があります。
各地にこのような名前の場所があるので、ピンと来る人もいるかと思います。
そうです。この近くにはかつて、処刑場がありました。
罪人にはこの世との別れの場。
その家族には、処刑者との別れの場。
お互いがこの橋の上で最後の別れに泪を流したことから、この名が付けられました。

↑現在の泪橋交差点です。
橋はもうありませんが、かつては明治通りの部分が用水路でした。
明治〜大正時代に道路が作られた際に橋が無くなり、かわりに交差点の名前として残されたようです。
今では車の通りも盛んで、スカイツリーも見える場所となりました。
ちなみに、あしたのジョーでは泪橋の下に丹下段平がジムを構えていたという設定だったそうです。
そして処刑場は、小塚原刑場と言い、鈴ヶ森と並び江戸の二大刑場の一つです。
刑場跡は現在の南千住駅のすぐ西側の延命寺内に位置しており、
江戸〜明治初期にかけておよそ20万人以上の罪人がここで刑を執行されたそうです。
そんな悲しい場所であるとともに、明和8年に蘭学者杉田玄白らが刑死者の解剖に立ち合い、外国の解剖図の正確さに感嘆したという日本の医学の発展において歴史的な出来事があった場所でもあります。
そんな刑死者の供養のために建立された小塚原の首切地蔵が東日本大地震の際にズレて倒壊の危険が高くなり、現在修復中です。
過去のできごとは、今を生きているものにとっては直接的な関係は薄いのかもしれません。
でも無縁ではないと思うのです。
地名は昔と今をつなぐバトンのようですね。
本日はそんなことを考えながら、近所の地域ブログをお届けしました。
zou

2011年6月29日

だんご虫!

カテゴリー: 徒然・農園

農園のナスやトマトの他に、ひそかな住人がいます。
だんご虫です。
ただいまお食事中!


よく害虫とも言われますが、農園では立派なお掃除屋さん!
農園長がずぼらなので、変わりに枯葉をムシャムシャ食べてくれます。
おかげさまで農園はきれいで土がふかふか!
だんご虫の村も初雪カズラの下にあるんです。
村を時々こっそり覗いては、楽しませていただいてます。
zou

2011年6月28日

日野Ⅱの家:階段つくり

本日工場では、大工さんが階段材を加工中!
この大きな材料は踊り場です。
赤松の板をはぎ合わせて作ります。
そうです!エコ花の階段は買ってくるものではないんですよ!
つくるものなんです。

↓の写真のように、上に載せているような部材を板と板の間にはめ込みます。
この雇い実を使うことで、突きつけの時よりも接着面の強度がでて、赤松の板の幅を有効につかうことができます。

現場では、下地工事が進んでいます。

断熱材も入っています。
羊毛でもっくもくです!

外壁は透湿防水シートと防水処理が施工済みです。
外部と家の中を繋ぐ電線類からも水が入り込まないようにキチンと防水します。

まだまだ工事は進みます。
zou

2011年6月27日

日光彫!

本日は日光彫の話!
先日、日光彫の職人さんにお会いしました。

鎌倉彫と似てますね。
日光彫は、栃木県日光市特産の彫刻で有名です。
始まりは江戸時代初期。
徳川家光が日光東照宮を建造する際に全国から宮大工、彫物大工、漆工、金工、絵師などを呼び集めました。 これらの彫物師たちが、仕事の余暇に彫ったものが、日光彫の起源といわれています。
素材の木は、トチノキ、ホオノキなどを使用しています。
なんとこの職人さん、午前中だけで手鏡と筆入れと器を彫り上げました!
「さっき手鏡の桜の柄が売れてしまって、今彫ったんだよ。」とのこと。
でも、時間がかかるのはこれから!
朱漆を塗り、黒漆を塗り、磨きをかけて黒漆を削って朱色を浮かび上がらせるそうです。
その作業に2週間以上かかり、手間がかかっているんだよ!と誇らしげな職人さん!

釘打ちでボツボツの表情をつけて、より立体的になっています。

手彫りの一つ一つ異なる表情に味わいがありますね。
zou

2011年6月25日

栗の大黒、ツガの玄関框

今日は今まで丸太製材で貯木してきた中から材料選び
リフォーム現場の上がり框、ツガ
180角の柱より木取り

真ん中の材料で決定

落としの板から付框が取れそう
国産のツガが使われなくなり、いまでは米ツガしか知らない人もいるとのこと
舘岩の家にも7寸角2本柱として使っています
刻みの時かたくて角ノミが入っていかず機械ごと浮かび上がったな
次は
足立の新築現場用の太柱
3Mの栗の柱を物色
使い頃のなかから3本選んでお客様に決めてもらいましょう
今年も雪の被害
煙突が
山の林間学校までには修理しなければ
gondawara

2011年6月23日

農園情報!

カテゴリー: 徒然・農園

農園の仲間達はこの日差しの中でも元気いっぱい!夢いっぱい!
どんどん成長しています。
ミニトマトもだいぶ実ってきました。
ナスもおチビを発見!


こちらは人参の花です。
5枚の花びらをつけた花たちがなんともかわいらしいですね。

和知農園さんからいただいたバジルです。
とっても良い匂いです。

事務所内は扇風機で過ごしています。
西日が強く入るので、ゴーヤカーテンが待ち遠しい!
日光がないと植物が育たない。
日差しが強いと暑い!なかなか歯がゆい状況ですね。
早く育って〜!

zou

2011年6月21日

日野Ⅱの家:造作材

造作材を加工中の工場が黄色でいっぱい!



黄色の木といえば、名前に「黄」が入っているくらいのキハダ(黄肌)が有名です。
樹皮を乾燥させたものは、生薬となります。
↓キハダの黄色は蛍光ペンの様です。
比較のため写真を載せます。


キハダではないことを確かめるべく木くずをムシャムシャ・・・
・・・まずい!でも苦くない!キハダではない!
木目が目立たないから明らかに見た目で違うんですけど、興味本位で食べちゃいました。
今のところ、なんの木分からない子ですが
とってもやさしい色をしていますね。
長年色んな木を取り扱ってきた大工さんも、「何の木だぁ?でもキレイだなぁ。」
としみじみ。
匂いは京都土産の八ツ橋にソックリでお腹がすいてきました。
zou

2011年6月18日

茅ヶ崎の家:座談会

カテゴリー: お知らせ

[#IMAGE|S72#]茅ヶ崎の家、座談会を行います![#IMAGE|S72#]
茅ヶ崎の家の建主様から
家づくりの本音が聞ける会となっています。
われわれもちょっと・・・ドキドキ!お手柔らかにお願いしますね!
質問もお気軽にできる和やかな雰囲気の中で
ご一緒に家づくりについてお話しませんか?
もちろん家の見学もできますよ!

茅ヶ崎の家は今年2月に竣工したばかり。
大磯洗い出しの土間に陽が当たり蓄熱。屋根では発電。

2.4mの堀座卓、木質ペレットストーブ、温水式床暖房

合板を一切使用しない、国産材のみで家づくりをしているエコ花の家
どうぞ体感してください。
茅ヶ崎の家:座談会
2011年6月19日(日)
13時30分〜15時30分

場所は神奈川県茅ヶ崎市です。
みなさまお誘い合わせのうえぜひご参加下さい!
お申し込みはこちらからー!
お問い合わせいただいた方へ、
現場までの所在地を案内図とともにお知らせしております。
スタッフ一同おまちしております!

刻み中!&大工さん紹介1!

工場ではsakaR大工が墨つけ刻み中!
力持ち&声が高いところがチャームポイントの大工さんです。
アニキ肌で色々教えてくれます。
「自分は、まだまだですよ。」と謙虚な姿勢を持ちつつ、ご両親の家を立派に建てたほどの腕前です!

そんな大工さんに、大工さんが触ったら取れちゃった青トマトをプレゼント!
収穫したら食べてね!

こちらではhira大工とyuuさんが打合せ中。
この大工さんは、ヒゲがチャームポイントで去年生まれた愛娘を携帯の待ちうけ画面にしています。
キレイな仕事を心がけて、納まりについて色々提案してくれます。
他の大工さんものちのち紹介していきますね!
zou

2011年6月16日

雨水タンク!

梅雨の時期は傘が手放せませんね。
雨が降ったり、やんだり、湿度でムシムシ・・・。
そんな梅雨入り直前に、足立のお家へ雨水タンクの設置をいたしました。
タニタハウジングウエアさんの150リットル貯留量タイプのものです。

行政によっては、雨水タンク設置の促進をしているところがあります。
足立区でも小型雨水貯留槽購入費補助金を交付しています。
本体価格及び設置工事費の合計金額の2分の1まで(上限1基あたり25,000円)の補助金を受けられます。
今回はお施主様の積極的なご希望により、新築工事の時期から計画しておりました。
タンクは雨樋に接続して屋根からの雨水を溜めていくタイプです。
雨続きでだいぶ溜まったでしょうか[#IMAGE|S57#]
大掛かりな工事はありませんので、ご希望のかたはご相談くださいね!
エコ花事務所でもできるかな!
そういえば屋根がないな〜。
zou