2011年7月22日
昨日、今日と宮城県登米市へ手のひらに太陽の家の建設候補地の視察へ行ってきました。

震災後、日本の森バイオマスネットワークの活動で被災地支援を継続しています。
現在大きく動き始めたプロジェクトが「手のひらに太陽の家」です。
以下7/12プレスリリースより抜粋
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「手のひらに太陽の家」は、従来の仮設住宅に代わる地域密着型の共生復興住宅です。
これまでも、従来のプレハブ仮設住宅については、低断熱、結露、シックハウスなどの住環境の問題に加え、抽選方式によるコミュニティの崩壊、入居者の孤独死や自殺が大きく問題視されてきました。
さらに建設においては、地元業者の参入が限られ、被災地への経済効果が少ないことも課題になっています。
こうした問題を受け、「手のひらに太陽の家」では、被災者の方々が入居者同士や地域住民との共生を通じて、安心して暮らし、自立・復興を進めていける場を提供すると同時に、地元木材や業者の採用により地域産業の振興にも寄与することを目的としています。
また太陽光発電やペレット暖房などの自然エネルギーを活用することで、快適で持続可能な新しい住宅モデルを提案します。
当初は高齢者や震災遺児の入居を優先的にすることとし、被災地で活動している支援団体や地域行政の協力を得ながら入居者の決定を行います。
また、入居者の方々が自立を果たし、復興住宅としての役割が終了した後には、「環境」や「自然」をテーマにした教育や産業の拠点として、地域活性化につながる長期利用を目標としています。
このプロジェクトは、震災直後よりバイオマスネットワークとくりこま自然教育研究所が中心となり、多くの協力者とともにコンセプト策定および設計を進めてきました。
また、日本サッカー協会理事で、前サッカー日本代表監督である岡田武史氏、音楽プロデューサー小林武史氏が代表を務める非営利組織ap bankにもご賛同いただき、今後、本プロジェクトの推進にご協力をいただきます。
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ご賛同いただいたap bankさんの夏フェス7/18でも活動を発表


震災以降、エコ花の数多くのお客様にもご支援いただき本当に感謝しています。
やっと形になります。
naoi