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2011年10月31日

実はエコ花は、お花屋さんではないんですよ。

カテゴリー: 徒然・農園

休日、花の辞典を開くとあっという間に日が暮れてしまいます。
ずーっと眺めては色んな組み合わせを想像して楽しんでいます。
 手前にはこの子植えて、奥にはこの子。
 春はこの子、秋はこの子。
 この子は開花時期が長いから楽しめて、その間にこの子が咲いて・・・。
しかし、自分で育てるのはなかなか難しいですね。
今でも悲しい思いを引き摺っていますが、この夏の猛暑で盆栽が死んでしまいました。
ケヤキの芽を摘んで、立派なほうき立ちを夢見ていましたが・・・。
新芽も出てきたのに、しくしく・・・ごめんなさい。
ご近所の方からいただいたシャコバサボテンは元気です。
サボテンは強いです!
そして最近、懲りずに新しい植物を植えました。
お気に入りの花のひとつです。
ムスカリー!
球根なので、この子はあまり失敗しないと思います。

↑写真は季節の花 300さんより
来年の春には、きっとこの写真のように!むふふっ[#IMAGE|S53#]
似ている花にヒヤシンスがいますね。
ただ、小学校のときに理科の授業でヒヤシンスの根っこを観察する時間がありました。
水を入れたペットボトルに球根を乗せているため、
伸びてくる根がよ〜く、よ〜く見えます。
はじめは植物の不思議が楽しかったのですがっ!
・・・次第に伸びすぎて、こんがらがっている根っこに恐怖を覚えるようになり、直視できなくなりました。
それ以来ヒヤシンスが苦手です。ごめんね。
それがムスカリーだったら、こっちが苦手になっていたかも知れないですね。
鈴蘭にも似ていますね。
あちらは、葉が大きくて花が隠れてしましますが、そこが繊細な感じがして、かわいらしいですね。
有毒とは思えないほどです。
最近はエンゼル・トランペットがよく咲いているのを目にします。
いやぁ、お花って本当いいものですね〜[#IMAGE|S56#]
zou
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2011年10月28日

工事中!

カテゴリー: 家づくり(葉山)

現場打合せの様子です。
家づくりでは、作り手と設計側の意思疎通がとても大事です。
お施主様のご希望を伝えることが設計の最大の役目だとも思います。
図面上だけでは伝えきれない雰囲気や詳細な納まりの検討をするため、このような打合せを様々な職人さんと重ねていきます。

お隣さんも工事を着工したようですね。
緑色の板金屋根が青空によく似合います。

大工さんが外壁材を貼っています。
板は、エコ花おかんたちが頑張って塗装しました[#IMAGE|S58#]

玄関の庇部分です。
以前、工場で作成した板がこのようになりました。
かっこいいですね!

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zou
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2011年10月26日

日記帳。

カテゴリー: 徒然・農園

毎日の夜に楽しみがあります。
それは日記を書くこと。
こちらは、いつもの日記とお供たち!
日記としおりと10年以上使い続けている万年筆です。

日記帳は、丸川商店さんの「日事記」。
10年日記帳です。
しっかりした「松阪もめん」の藍無地の装丁と、
日付と罫線だけで、余計な文字や装飾がないシンプルなところがお気に入りです。

10年も書けるか心配だったので、2行使いして5年日記にしました。
1年を越したので、去年書いたものを見ながら時々笑っちゃいます。
私の日記ルールは「嫌なことは書かないこと」のみ!
日々の出来事の他に、読書感想書いたり、いただきもの記録をつけたり、
1行しか書かなかったり、たくさん書いてはみ出したり、なんでもありの日記帳です。

今を書いているのに、未来に読む自分を意識したり。
綴る言葉が増えていくごとに、楽しくなってきます。
日記書きたいけど続かないかな。という不安な方にもおすすめです。
1日分の書く量は少しなので、手 抜 き して、
1週間まとめ書きもできます(笑)。
あっ・・・昨日書くの忘れてました。
zou
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2011年10月25日

ちょうな

故郷の高知県から徐々に北上しながら、建物紹介してます。
sakiです。
香川県に四国村という古民家を集めて公開している所があります。
これはその中にある旧中石家住宅という住宅です。
ちょっとピンボケした写真ですが、丸太梁がかっこいいですねー。
下屋にズームアップしてみると、何やら曲がった梁が見えます。

これは「ちょうな梁」と呼ばれる梁です。
斜面で育った根曲がりの木は、強度はありますが曲がっているために
床を支える梁材には使いづらいです。
床の乗らない下屋の屋根に使うと、まさに適材適所です。
合掌造りもこの作り方で、特に雪の降る地域に多いようです。
大工の道具にも似たような形のものがあります。
これは「ちょうな」という道具ですが、「ちょうな梁」もおそらくここからきていると思います。

ちょうなで仕上げた梁がこちらです。(写真中央の大梁:日野の家Ⅱ)
均一な仕上げではないので、木目や陰影がとてもきれいです。

saki

2011年10月22日

現場レポート1

カテゴリー: 家づくり(船橋)

船橋の家、現場担当のyuuです。
zouさん、船橋の家の紹介ブログありがとうございます。
今日は、私が船橋の家の現場をレポートします。
地鎮祭

現場担当としては、けがなく無事に工事が行なわれることが、一番です。
やっぱり安全第一ですね。
地鎮祭では、工事の安全、そして、建て主さんにとって、
すてきな家ができるように、土地の神さまにお祈りしました。
家づくりへの気持ちが、さらに引き締められます。
地盤改良

家づくりは、足元が重要です。
今回は、海が近く地盤があまり良くなかったので、
柱状改良で、7mのセメントミルク杭を打ちました。
これで、しっかりと船橋の家を地中で支えてくれます。

これは、打ち込んでいるセメント杭が、
ちゃんと強度が出ているのか、試験体をつくって、調べているところです。
みんな、より良いものをつくろうという気持ちは、ひとつですね。
基礎工事(遣り方)

遣り方(やりかた)は、基礎工事における重要な工程のひとつです。
遣り方とは、建物の位置や高さの基準を示す仮設物を設置することです。
この工程によって建物の配置が決まってくるので、
隣地や道路との離れ寸法は、要チェックポイントです!
次回は、基礎工事(配筋)〜をレポートします。
これから半年、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
それでは、また。
yuu

工場の様子!

本日は、エコ花工場にて椅子づくり教室を開催しております。
その準備として、昨日お掃除をしました。
工場の劇的リフォームの様子をお伝え!(注:お掃除です。)
ビフォアー
あまり多くは語りませんが、
全体的に粉っぽいです。


アフター

なんということでしょう!
こんなにすっきりしました!
まわりが綺麗だと心もすがすがしくなって良いですね。
yuuさん、soさん、toshiさんお疲れ様でした[#IMAGE|S70#]
はてさて、今回の椅子づくりではどんな作品が産まれるのかな?
zou
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2011年10月21日

続 好きな建物

京都の大山崎(サントリーウィスキー山崎の産地ですね)に聴竹居という住宅があります。
設計は藤井厚二さんという建築家によってなされました。

日本の気候風土、時代に適した住宅とは何かを追い求めて自宅を作り続け、5軒目に達したのがこの聴竹居です。
たとえば、板張りのダイニングと畳の間が併設されており、約30cmの段差で区切られています。
これは畳の間で座った人とダイニングで椅子に腰掛けた人との目線が合うように考えられています。
床座と椅子座の生活をひとつにするアイディアです。
またこの30cmの段差の間には両引きの引き戸が設けられています。
この引き戸は通気のためのもので、夏場にはここから建物西側の涼しい風を取り入れることができます。
取り入れた空気はこれまた天井に設けられた通気口から屋根裏へ抜け、外へと排出します。
屋根裏換気も兼ねて合理的です。
まだまださわりだけですが、文化と時代の狭間をいかに快適に取り入れるかを熟考された建物です。
それを追求・実験するために5軒も自宅を造ってしまう熱意にも感動です。
so

奈良井宿

長野県の塩尻、奈良井川沿いに奈良井宿という宿場町があります。
約1キロメートルにも渡る町並みは日本最長の宿場町と云われています。
この宿場町の建物の特徴は、2階部分が道側に張り出すように造られていることです。
この造りの建物がずらーっと並ぶ様がかっこよい!

その奈良井宿の建物達の中に、中村家住宅という町家があります。
櫛問屋の店舗として天保年間の建物と紹介されています。

外観が典型的な町家の造りで、1階は店として表をオープンにできるよう取り外し可能なしとみ戸に。
2階は町家の最も印象的な特徴である格子が並びます。
特に面白いのが、表に付く庇です。

段々に加工された「猿頭」と呼ばれる桟木の下端に板を張っています。
庇を固定しているのは猿頭に繋がった鎖であり、この鎖が切れると庇は落っこちてしまいます。
とても印象的ですが、不安定な造りとも言えますね。
というのも、不安定な造りにしているのは泥棒さん対策だというのです。
泥棒さんが建物内に入ろうとして庇に上ったとします。
庇は重さに耐えかねて落ち、泥棒も落っこちることで進入を防ぐ!
と中村屋ガイドさんが仰っておりました。
なるほどと思いますが、本当かどうかはわかりません(笑)
それでもこの奈良井宿独特の庇であり、とても興味深い特徴です。
町並みは観光地としても充実していて、時間を忘れて楽しめます。
ぜひ一度!
so