建仁寺竹
東京近郊の皆様、本日お花見日和でございます。
明日は雨模様らしいので、是非お時間の許す方は今日中にお花見を楽しまれた方がよいようです。
今日は、ベテラン大工さんに珍しい物を製作してもらっているのでご紹介したいと思います。
タイトルにもありますが、「建仁寺竹」とは通常「竹垣」に使用される割竹の事です。
ではなぜ建仁寺竹と申すのか、それは京都にあります1202年建立された建仁寺で、割竹を竹の押縁で押さえしゅろ縄で結んだ竹垣をはじめて作ったとされており、それでその手法で作られた垣を「建仁寺垣」と呼び、割竹を建仁寺竹と呼ぶのだそうです。
今回はその建仁寺竹を垣ではなく、門扉と木戸に仕立ててもらいます。
まだ完成はしていないのですが、製作途中を紹介したいと思います。
材料の割竹
門扉 桧で作ったフレームに竹の分(厚み)を合わせて並べていきます
ステンレス釘に焼き色をつけて古びた感じをだします
釘をうって仕上げていきます
次はこの木戸にも同じように割竹を張ってもらいます
我社のベテラン大工さんもこの仕様は初の試み。大工とスタッフで作り方を話し合い一番良いつくり方を思案しながら作ってもらっています。
実際現場に納めたらまたブログにUPしたいと思います。
oh-oh