メリークリスマス
ブッシュドノエルです。
先週末ですが、アラフォー男子が1人マクロビ料理教室に参加し、家族のために作ってきました!
クリームは甘栗とさつまいもを煮てペーストにしたものを、スポンジのチョコレートの風味付けにはキャロブパウダーを使ってます。
普段は普通のケーキも大好きで食べますが、たまにはこんな自然な風味たっぷりのケーキも良いものです。
食した感想は?…もちろん美味しかったです。
sato.
自然素材をふんだんに使った家づくりを行っておりますと、
お客様から
「うまく説明できないけど空気が違う」 「なんだかホッとする」 と、
目には見えない感覚的な部分での褒め言葉をいただくことも少なくありません。
目に見えているデザインや木の立派さを褒めて頂くのも、もちろん嬉しいのですが、
見えない心地よさをお褒めいただくのも、実はとても嬉しいものです。[#IMAGE|S12#]
私たちは見えない部分にまでこだわって、「自然素材」を用いています。
すべては安心・安全な心地よさのためですが…先のような褒め言葉は、
色んなウンチクを抜きに、お客様が身体で感じとってお褒め下さるのですから、
説明しなくても伝わった!と、思わず心の中でニヤッとしてしまいます。
自然素材の「心地よさ」とは何でしょう?
その理由は色々と考えられますが、ひとつには、素材がまだ“呼吸をしている”から、
ということが挙げられると思います。
木は吸ったり吐いたり調湿をしてくれたり、ゆるやかな空気の流れを保ったり、
冬のヒヤッとした感覚を軽減し、優しく接してくれる一方で
合板などの接着剤で固められた材料や、ビニールクロスなど石油から作られた材料は、
空気の流れや湿気をピタッと止め、人肌には冷たく硬く感じます。
例えば・・・、綿のシャツを着るのが前者であるなら、
サランラップをくるくる身体に巻き付けた状態が後者でしょうか。
想像しただけでもサランラップは居心地よさそうではありませんよね。(> <)
つまり
自然素材の住まい=呼吸する素材で囲まれた空間なのです。
この、素材の“呼吸”が住まいにとっていかに大事で心地よいものか、
それをまとめた本が出版されました。
自然素材&自然エネルギーの家づくりハンドブック
自然素材で作る 『 呼吸する住まい 』
著者は建築家の、栗原守さんです。
実は栗原さん、エコロジーライフ花の設立に大いに力を貸して下さった方のお一人で、
この方なくしては、私たちの取り組みは今のように成り立ってこれたかどうか・・・。
エコ花にとって大切な御方なのです。
エコ花の商品も紹介して下さっています↓
無農薬防蟻剤「ナチュレ防虫塗料」。
エコ花では標準仕様です。
この本には、様々な自然素材の事が簡潔に解かり易く書いてあり、
これから家を建てたいけど、ナチュラルってどういうこと?無垢の家ってどんな感じ?
と、素朴な疑問を持たれている方にとって、非常に便利な一冊になっていきそうです。
環境やエコに配慮した家づくりについては、色んな材料やシステムがありますが
「エコ」だからといって全てを実践する必要もなければ、全て勉強する必要もありません。
なにより、まずは心地よさから。
栗原さんの設計物件も図面付きで紹介されており、新築・リフォームとも、
自然素材で行うとどんな雰囲気になるのか、イメージしやすい内容になっています。
マイホーム、自然素材でいつか建てたい、
自然素材の勉強の第一歩に、まず一冊持っておきたい、
そんな方にオススメです。
書店などで見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さいね。
建築家・栗原守さんのブログはこちら