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2016年12月19日

日比谷公園

カテゴリー: 未分類

土曜日に久しぶりに「日比谷公園」へ行ってきました。
ただ今『Tokyo Christmas Market』を開催中でホットワインをいただきに行ったのですが、
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天気も良かったせいか、もの凄い人でした。念願のホットワインも30分以上並んでやっと買いました。
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でも味はとっても美味しかったです。ちなみにこのカップはデポジット1,000円はとられますが想い出に持ち帰ってもOK!です。もちろん私はマグカップを返して1,000円を戻してもらいました(笑)

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中のお店はこんな感じの無垢の木で棒葺の金属屋根がかかっていました。なんか気持ちがほっこりします。

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そもそも「クリスマスマーケット」は、ドイツをはじめヨーロッパ各地にある、中世から続く伝統的なお祭りです。ちょっとドイツ気分を味わえて楽しかったです。12月25日までやっているので皆さんもどうですか。

2016年12月16日

木建具

カテゴリー: 未分類

今日は今季一番の寒さとのこと。風が身体にしみます。

先日旅した奈良のおまけ話で、春日大社で気になる物を発見。
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この木製建具は春日大社 国宝殿脇に作られている公衆トイレの外部入口に付いていました。日中は丸落し棒で壁際に固定され常に開放状態。国宝殿が閉まる時にこの建具も閉じられるのだと思います。
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細格子で細かい仕事がしてあるなぁと気になってトイレに入る前に何枚か写真を撮っていたら、「何を映しているのだろう?」的な不思議な顔で見られちゃいました(笑)

2016年12月6日

石と土と木

カテゴリー: 未分類

先日森びとの会の定例会があり、多治見の亀津建築参りました。
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土壁に特化した家づくりを実践している亀津さんとの、
技術的なことや地域性の違いなど情報交換しました。
翌日は犬山にたちより
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あいにくの土砂降りでしたが、お城から出てくると雨が上がっていました。
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人の手による仕事
大きなものも小さなものも
力を感じるのはなぜでしょうね
参道をぶらつきましたら
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こちらはこちらで
人の集まる力をもった場所です
コンテナとは・・・・
時間がなくて、入り口から写真を撮って帰り道につきました

naoi

2016年12月1日

窓の話し Ⅱ

カテゴリー: エコ花の家づくり

今日から師走です。例年以上に寒い11月でしたが、この先1か月予報をみますと12月は例年並みかやや暖かいとあります。果たしてどうなることでしょう。

さて今日は窓の話しのパートⅡとして特に「風の通り」について少しお話しようと思います。
日本の気候には四季があり、家を造る際には春夏秋冬すべての季節に配慮しなければならないのですが、特に昔から「家のつくりやうは夏をもって旨とすべし」と徒然草にも書かれています。そうです。近年の日本の30℃越えの高温多湿な夏は本当に恐ろしいと言わざるを得ません。当社の建主さんにもエアコンの風が嫌いな方も結構いらっしゃるのですが、最近ではエアコン用の予備電源だけは用意してもらうようにお薦めしています。
それと大切なのは「窓」の配置と種類です。当社の造る家は基本的に「省エネ等級4」と言われる断熱性能を目指しています。簡単に申しますと熱が入りにくく、逃げにくい作りという事です。充分な断熱材を天井、壁、床下に充填し、窓にはアルミと樹脂複合又はアルミの複層ガラスサッシを使用します。そのサッシの性能によって屋内環境はかなり変わってくるのです。もちろん性能の高いサッシは価格も高くなりますので、費用対効果と予算とのかね合いで決めていく事になります。

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風通しでよく言われているのは部屋の2方向に窓を設けると良いという事です。一番は南北に付けれると夏場に効果があり風が部屋をぬけていきます。それが無理な場合でも違う方向に2か所付けれればやはり風は通りやすいとされています。ただ2方向に付けるのが無理なお部屋も必ず存在しますのでその時にお薦めなのが『縦すべり出し窓』です。YKKさんでは「ウィンドキャッチ連窓」と称してすすめています。
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先日伺った体験ルームでミストをたいた2室で片側は引違い窓1ヵ所、もう一方は縦すべり出し窓を並んで2か所という条件で同時に窓を開けどちらが早く中のミストが消えていくかを実験してきました。開口面積は引違い窓の方が大きいのに中のミストは縦すべり出し窓の方が圧倒的に早く消えていきました。中の空気がそれだけ動いているという事です。
室内環境を整える為にも通風は大切なことです。窓からの明かりを大切に考える事も大事ですが、窓は大きければ良いという事ではないので、皆さんの敷地に合った窓の配置は家づくりの中で大切な事の一つだと思います。

2016年11月22日

古都奈良Ⅱ

カテゴリー: 未分類

今朝は福島県沖で大き目な地震がありました。まだ津波や余震の心配がありますが、大きな被害がでないことを祈りたいと思います。

今日は先日書いた奈良旅行の続きで奈良時代に建立された律宗の総本山である『唐招提寺』を少しばかりご紹介させて頂きます。
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南大門をくぐり正面にある金堂
759年に創建され、江戸・明治に改修そして平成に10年の時をかけ大修理がなされた金堂。900年の長き歴史の凄さを味わい圧倒されます。

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校倉・寄棟造りの宝蔵(ほうぞう)

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日本最古の校倉・寄棟造りの経蔵(きょうぞう)

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楼造り・入母屋造りの鼓楼(ころう)
現在は鑑真和上の仏舎利を奉安しているため、「舎利殿(しゃりでん)」とも呼ばれているそうです。 外観は、上下階とも扉と連子窓で構成され、縁と高欄が取り付けられており立派です。

奈良は京都とはまた違った趣があり、いかんせん奈良・鎌倉時代という時代を感じることが出来る旅になりました。

2016年11月14日

古都奈良へ

カテゴリー: 未分類

11月に入りすぐに同業者の友人達と奈良へ世界遺産見学の旅に行ってきました。
如何せん1泊2日の旅ゆえバタバタではありましたが、何とか行きたかった場所には行ってこれました。
奈良ホテル・唐招提寺・薬師寺・春日大社・東大寺・興福寺そして一番大変だった奈良国立博物館の正倉院展を観覧してきました。
私個人的には世界遺産ではありませんが奈良ホテルには足を運んだことがなかったので特に興味がありました。1909年から営業された木造2階建ての本館は東京駅駅舎を手掛けた東野金吾・片岡安コンビが設計で、建築には当時では破格の巨費が投じられたそうです。その建物は阪神大震災の時も躯体には大きな損傷もなく部分的な補修ですんだと聞いて明治の技術力に改めて感服させられました。
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本館内部
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和モダンな照明器具が

ちなみにホテルには宿泊ではなくメインダイニングの「三笠」のランチをいただきに。
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平日なのに満席で予定よりも長居をしてしまいましたが心もお腹も堪能させて頂きました。機会があれば今度は宿泊してみたいものです。

神社仏閣では私的には唐招提寺に惹きつけられました。次の機会にご紹介できればと思います。

2016年10月28日

窓の話し

カテゴリー: エコ花の家づくり

今日は家を建てたい、改修したいと思っている方のヒントになればいいなぁと思い開口部(窓)の話を少しばかり。
当社は比較的YKKのサッシを使う事が多いのですが、先日YKKの品川にオープンした『体験ショールーム』に見学に行ってきました。体験ショールームというだけに従来の展示してあるショールームではなく「遮熱」「遮音」「通風」といったテーマ別に目で見て、触って感じることができるゾーン、そして断熱効果を体感する為に断熱性能の違う5つの部屋を冬の外気温とみたてた0℃に冷やしたブースがあり一部屋ずつ自分の体で比較できる実験ルームが用意されていました。
5つの部屋はいずれもエアコンで22℃に暖房されている部屋と小さな脱衣室やトイレをイメージした非暖房室の2間で構成されています。昭和55年頃に作られた住宅をイメージしたあまり断熱性の高くない部屋+アルミ単板ガラスサッシの入った部屋はアルミフレームにもガラス面にも結露がびっしり。扉をあけて非暖房室に行くともの凄く寒くて、いわゆるヒートショックが起きやすいといわれる室温差が10℃以上という状態でした。
それに対して平成25年度基準に相当するしっかりとした断熱材を施し+樹脂Low-E複層ガラスサッシを入れた部屋は、窓枠にもガラス面にも結露はなく、隣の非暖房室との室温差も5℃位でした。
上記の体験結果だけをみると樹脂サッシが素晴らしいと思うのですが、価格的に高い点、特に防火地域では非常に高額になってしまうので家全部の窓に使うのは正直難しいのかと思います。でも冬場にヒートショックが急増する浴室や脱衣室、トイレなどの非暖房室などは断熱性能の高いサッシを入れる事を検討しても良いのではと考えさせられました。

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通風の実験体験も新鮮な驚きがありましたので今度お伝えできればと思います。

2016年10月24日

森林セラピー

先日全国木材連合会主催の「木育・食育セミナー」に参加してきました。
木材が有する健康への優れた効果を広範囲に普及させるためにとありましたので興味を持ち行ってみました。
免疫力を高めるのに、杉・桧材などの木材や森林浴が学術的にも体によいとわかってきているという内容でした。その中の森林医学という分野の話しを私は初めて聞きました。森林総合研究所の香川隆英さんのお話です。 『森林セラピー総合サイト』というHPがあり日本全国の62の森で森林セラピー基地が整備されているそうです。
http://www.fo-society.jp/

その基地はリラックス効果が森林医学の面から専門家に実証され、さらに、関連施設などの自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のことで、そこでは森林ウォーキングのほかにもさまざまな健康増進プログラムを楽しむことができるそうです。

私達の病気の主な要因はストレスです。年に数回でも森を楽しみながら心と身体の健康維持・ストレス解消の為に是非とも時間を作って森を楽しむことも素敵な事だと思います。

その森林から伐倒した国産の木材を使って家をつくっている私達は森の素晴らしさ、樹木の素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思っています。無垢材だったら安全ではなくトレサビリティのしっかりとした、また管理も含め安心・安全な材料を見きわめて皆様に提供していきたいです。
当社で構造材(柱・梁など)や床、腰壁、天井の化粧材などに使う杉材は、木材の中でもテルペン類である成分が空気中に放出されリラックス効果が大きいそうです。また杉は湿度を調整してくれる作用も大きいので室内環境を整えてくれる素晴らしい木材です。
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2016年10月18日

大工道具

カテゴリー: エコ花の家づくり

今日は大工道具について少しご紹介を。
前回のブログでエコ花では『手刻み』で家をつくっているとお伝えしたのですが、土台や梁、そして柱などの構造材を刻むのには適材適所に大小様々な「のみ」を使う訳です。

尺二寸の梁を継ぐために、『尻挟み継ぎ』を施します。
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この継手を刻むのに使う道具達。
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手仕事ならではの手間と愛情をかけて進めていきます。

2016年10月13日

手刻み

カテゴリー: エコ花の家づくり

エコ花では国産の木材を使って『手刻み』に拘って家をつくっています。プレカットが主流の中、時代には逆行しているかもしれませんが、昔ながらの伝統を大切に後世に残していきたいと思っています。

ちなみに下の写真は土台の出隅部の仕口で「襟輪小根ほぞ差し割くさび締め」といいます。手刻みならではの仕口です。
↓ 仕口 受け側
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↓ 仕口 
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大工がのみの刃を研ぎながら1本づつ腕をふるっていきます。