仕事納め
松戸の家
荒壁部分、塗り終わり
仕上側、取り忘れた!
葉山の家
例の丸窓、造作完成
松戸に比べ荒壁の乾き具合が格段に速い
年始からの外壁仕上げを待つ
年賀状もプリンターと格闘してやっと終わり
工場の掃除も終わり
年内は今日で仕事納め
年始1月8日月曜日が仕事始めです
皆様よいお年を!
naoi
10月半ばですが、これからしばらく雨が続くようで外仕事がある現場ではとっても頭が痛いところです。しかしお天気には叶いませんので予報より天気が早く上向くようにてるてる坊主でも作ろうかと思ったりしています。
今日は中古マンションをご購入され入居前に主に床無垢フローリングの張り替えとビニールクロスからウッドチップ入り壁紙への張り替えをした物件を紹介します。
今回の物件のほのぼの話を一つ。施主様には幼稚園のお子さんがいまして、ある日電話で「リフォームで張り替える前に壁紙に絵を書いても構いませんか?」とお問い合せがありまして、「どうぞお書きになって下さい。」とお答えしたのですが、
こんな感じでリビングにも元気一杯絵が描かれていました!楽しかった様子が想像できて思わずこちらも笑顔になりました。
〇玄関・廊下
リフォーム前
リフォーム後
床は合板フローリングから杉無垢フローリング節有へ。この写真は無塗装の状態です。この後施主様がご自身で蜜蝋WAXを塗布される予定です。玄関框は桧を使っています。足触りも柔らかく見た目にも優しい自然な風合いがマンションの画一的な感じを変えてくれる無垢材です。
〇リビング
リフォーム前
リフォーム後
マンションリフォームの場合、音の問題やその他規約によって何でもできる訳ではないのですが、床を無垢材に変えると調湿効果のおかげで空気感が変わります。また今回使っているウッドチップ壁紙は汚れた場合は張り替えるのではなく上から専用の水性塗料で(リボス社デュブロン)塗ってもらえますのでゴミはでません。また養生をしっかりしてもらえればご自身で塗る事も可能です。
マンションでも自然素材でのリフォームをして、お隣と違った空気感や足触りを体験してみませんか。
お気軽にご相談下さい。
oh-oh
文月に入りにわかに『真夏日』です。身体の準備が間に合っていません。。。
先日都内マンション1階の窓3ヵ所に内窓を付けるリフォームをさせていただきました。
今回は結露防止の目的もありますが、何よりすべり出し窓のアコーディオン網戸が傷んできて使いにくいという悩みがありましたので、内窓は引違いを提案させて頂き、網戸も内窓外側に引違い用の網戸を新たに設置させていただきました。
↓リフォーム前
↓リフォーム後
ガラスは「和紙調ガラス」を選択し、外部からの視線など遮ると共にお部屋の雰囲気も和らげてくれてます。
内窓を付けると
1.断熱効果がUPするので、冷暖房費が軽減できる。
2.外窓と内窓の間に空気層ができ結露がおこり難くなる。
とメリットがあり、工事も比較的短時間で済みますのでお客様の負担も少なくいです。
今でしたら制約は色々ありますが、窓リフォームは「住宅のエコリフォーム」の対象となっていますので、窓の大きさによって補助金がおりますのでいかがでしょうか。冷房費削減にもなりますのでお薦めです。
↓このお城は
『白石城』です。明治維新まで260余年間伊達氏家臣片倉家の居城でしたが、明治7年に解体されてしまいました。
この天守閣は平成7年に史実に忠実に復元されたものです。戦後復元された城郭建築は初めてらしいです。
白石城天守閣は城主が住まいとしていたものではなく、武器等の保管場所で戦闘状況になった場合用に1階には石落しなども作られています。
↓この写真の3階は
広さ畳30畳ほど。再現の際は昔ながらの工法を用い補強金物は使わず、木材は檜が吉野檜、化粧材は青森ヒバ、山陰地方の松丸太、赤杉とすべて国産材で造られているそうです。耐用年数は250年を想定。壁は当地方の土壁と同じ造りで、土塗りを何度も繰り返し漆喰で仕上げてあり、厚さは21~24cmあり日本古来の耐火建築となっているそうです。
高欄から外を眺めますと、奥には蔵王連峰も。
5月に福島に里帰りした時に白石まで足を延ばしてきたのですが、お城好きの家人も喜んでいました。250年はどうかと思いますが、当社が造る国産材手刻みの家も100年位は使って頂きたいと考えて造っています。もちろん手直しは必要です。ただ今までの住宅のように25年~30年位で建て替えしなければならないような家造りは考え直さなければいけない時代になったと思います。
4月中旬に上棟しました現場が順調に進んでいます!
なかなかブログにアップせずにおる中・・・(反省)、基礎配筋検査をクリアし、
金物検査をクリアーし(残念ながら良い写真がなく筋交いプレートが辛うじて写っています。)
先日防水検査も終了しました。現在は室内の断熱材を充填中です!当社では羊毛断熱材のウールブレスを使用しています。大工さんが柱間に隙間なく綺麗に充填してくれています。
2階はこれからです。屋根は200mm厚、壁は100mm厚です。ロールで入荷するのですが、結構嵩張ります。
全て充填し終われば断熱検査を受け、あとは最後の完了検査のみとなります。
自分達のチェックのみではなく第三者の確認を受けるという事は、建主様の安心材料の一つになると思います。
昨年都内で大規模リフォームをさせて頂いたお宅に、約10か月ぶりくらいでお邪魔してきました。奥様しかいらっしゃらなかったのですが、その時のリフォームでご主人たってのご希望である「趣味の部屋」と言いましょうか、「趣味の基地」と言いましょうか、そういった特別な空間を造らせて頂きました。それは鉄道模型を走らせる、そして常時飾っておく為のロフト部屋です。私もこの業界に長く携わっているのですが、鉄道模型のレール幅がいくつだからロフトの手摺りはこの位置はNGとか、ケーブルを通す穴の位置なども事細かく打合せをしたのは初めての経験でした。
そして今回電車が飾られて、本当に毎日走らせたり眺めたりと楽しんでいらっしゃる様子を見聞きし私も嬉しくなりました。
改修前リビング
改修後リビング
前に据え付けてあったカウンター収納を撤去し、下部は収納でその上に床板を張りロフト空間を作りました。出入り口の位置も変更しとっても雰囲気のある空間に仕上がったし、何よりとても綺麗に素敵に暮らしておられていて作った側としてはとても嬉しかったです。
奥様のお話ですとご主人は予定のない時は梯子のステップから何時間でも電車模型を眺めていらっしゃるそうです。
ちょっとした補修を承ったので今度伺う時はご主人のいらっしゃる時に直に感想をお聞きしてこようと思います。
と質問されることが多いです。
先週末のセミナーでも同じ質問を受けました。
そういえば、新築の問い合わせのお客様にも・・・
皆さん家づくりの材料に対して放射能のことを心配されます。
ここがどこかと申しますと
フォークリフトが走れるものですから、
大きくて長い材料を墨付け刻みをするときは泊まり込みで作業しています。
ここで貯木しているのは主に広葉樹を天日乾燥しています。
近在の材料も、東京の材料も、宮城、岩手の材料も時間をかけて蓄えています。
家づくりの材料の針葉樹(杉、ヒノキ)は親しくさせていただいている宮城のくりこまくんえんさんの杉、赤松を取寄せて使っています。
採材、乾燥にこだわり、薬剤処理をしない材料を求めた結果です。
ヒノキは暖かい地方(主に東濃)から取寄せています。
数字にこだわるわけではありませんが、福島の工場で(2017.04.22撮影)
0.057(他の場所0.055~0.065)
東京の工場で(2017.05.11)
0.059(他の場所0.055~0.065)
同一の測定機による数値は前後しますがほぼ同じといってよいと思います。
北の材料はちょっと・・・・
お求めに応じて西日本の材料のみの対応をすることが多くなる中で、
くりこまくんえんでの材料の放射能測定でも計測できない(ゼロ値)のですけれど、
雰囲気と言いましょうか、疑わしきは・・・・
くりこまに肩入れ続けてきただけに内心複雑な心境です。
誰に不満をぶつければよいやら
風評というやつは・・・・
naoi
私たちは、再三申し上げているベニヤを1枚も使わない家づくりをしています。
先月上棟した現場屋根下地が終わりました。
無垢の板を使い、ひと手間かけてより良い家づくりをしています。
棟木を境に斜めに張る事で水平にかかる揺れる力にあらがうようにしています。
いくつもの試験体をこわす実験も森びとの会の仲間と行い、
経験や勘も職人仕事には重要ですが、確かめることも重要です。
いのちを守る家だから、やれることは手間を惜しまず仕事をしています。
連休の合間に建築の学生が、現場見学をレポート提出のためにいらっしゃいました。
当然、ベニヤで固める家づくりではないことを力説しておきました。
naoi
明日からゴールデンウィーク突入です。概ね天気は良さそうです。
今日は庭木のお手入れについてのご紹介です。本当に当たり前の話しなのですが、木は育ちます。それはわかっているのですが、想像以上と言いましょうかと私個人的には「どこまで大きくなるの?」と若干恐怖を覚えました(笑)
2012年当初 オリーブ
2017年3月 育ったオリーブ
木の後ろに移る桧の横格子がまったく見えません。4年と半年で本当によく育ちました。うかうかしていると2階のバルコニー手摺りより伸びていきそうです。これでも自分で高枝切りバサミでカットしたにもかかわらずです。他にも育ち過ぎの「シマトネリコ」があったので、ここは一つプロにお任せする事にしました。
剪定中からの剪定後!
後ろの横格子も見えるようになり、本当にスッキリしました。
シマトネリコは残念ながら植えた当初と剪定後しか写真がありません。
お隣さんの敷地へ伸び放題でしたので、けっこう太い枝ごとばっさり切り落としてもらいました。一度整えてもらったので次回はその真似をして自分で整えようと思っています。
玄関先に緑があったり、窓から見える緑は心地よいのですが、そのお手入れも大切です。自分でできる事はやり、もし厳しいなと感じた時はやはりプロのお力をお借りしましょう。
最後に一言。木は育ちます。