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2017年12月28日

仕事納め

カテゴリー: エコ花の家づくり

松戸の家
荒壁部分、塗り終わり
写真 2017-12-27 14 48 51
仕上側、取り忘れた!
写真 2017-12-27 14 52 15
葉山の家
例の丸窓、造作完成
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松戸に比べ荒壁の乾き具合が格段に速い
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年始からの外壁仕上げを待つ
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年賀状もプリンターと格闘してやっと終わり
工場の掃除も終わり
年内は今日で仕事納め
年始1月8日月曜日が仕事始めです
皆様よいお年を!

naoi

2017年12月26日

丸窓

カテゴリー: 家づくり (一色)

木の仕事で丸く加工するとしても、角を丸くするぐらいで木を円にすることは滅多に行いません。
今回は直径600mmの丸窓の枠
3mm厚に加工した杉板を煮る
写真 2017-09-28 17 35 03
工場で試行錯誤しながら一応の完成(2個目にしてまあまあ丸くなった?)
ところが
現場に持ち込むと親方から簡単に却下(底板付ければ、これでお盆が2個になった)
業を煮やした親方自ら加工を始めました(はいはいすいませんね!私の2日がお盆2個)
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私のバームクーヘン作戦ではなく、杉板ももっと薄くしてかつら剥きの逆進行バージョンで開始
完成を待たずして現場を離れましたので次回の完成品を楽しみに!
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造作が完成しましたので塗り残った荒壁もこれで完成
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あ~早く足場を外したい
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naoi

2017年12月1日

今年の熊手

カテゴリー: ご近所

昨日は浅草鷲神社の『酉の市』に行き、毎年恒例の熊手を買って商売繫盛を願ってきました。今年は12年に一度の酉年、そして三の酉だったせいもあるのか、お参りの列がピタッと動かず境内に入るのに凄く並びました。
お酉さん

頑張って手にした今年の熊手は
熊手アップ
鶴、おかめ、鯛や小判など目出度い物のオンパレード。商売繫盛!!
早速エコ花の定位置に飾りました。
熊手JPG

今日はもう一つ『お箸』の話しを。
先日あるお客様から電話をいただき、「お宅のお店に丸い箸は置いてますか?」との問い合わせでした。よくよくお話を聞くと、ご友人が2か月ほど前に当店で丸い箸を購入されたとの事。ここで私は慌ててお店に確認に。確かにありました。
箸
写真では解りにくいかもしれませんが、お箸の上から口に入る先端まで角がなく丸みがあるんです。そのことをお伝えしたらなんと埼玉県和光市から電車を乗り継いでお箸を買いに来て下さいました。
このお箸は福島県南会津で木彫りの器やお箸などの作品を作っている漆職人でもある藤原啓祐さんの物です。お客様は箸の角ばったところが手の指に当たって気になって、ずっと丸いお箸を探しておられたとの事。「全部丸い箸って本当に無いんです。」と仰ってました。藤原さんの作る物は優しい手触りなので今回のお客様にぴったりでした。
朱色のこの箸は完売してしまったのでまた藤原さんにお願いする予定です。
和光からありがとうございました。

2017年10月16日

マンションリフォーム

10月半ばですが、これからしばらく雨が続くようで外仕事がある現場ではとっても頭が痛いところです。しかしお天気には叶いませんので予報より天気が早く上向くようにてるてる坊主でも作ろうかと思ったりしています。

今日は中古マンションをご購入され入居前に主に床無垢フローリングの張り替えとビニールクロスからウッドチップ入り壁紙への張り替えをした物件を紹介します。

今回の物件のほのぼの話を一つ。施主様には幼稚園のお子さんがいまして、ある日電話で「リフォームで張り替える前に壁紙に絵を書いても構いませんか?」とお問い合せがありまして、「どうぞお書きになって下さい。」とお答えしたのですが、
写真 2017-08-21 9 46 35
こんな感じでリビングにも元気一杯絵が描かれていました!楽しかった様子が想像できて思わずこちらも笑顔になりました。

〇玄関・廊下
リフォーム前
写真 2017-06-24 13 40 16
リフォーム後
写真 2017-09-04 16 22 41
床は合板フローリングから杉無垢フローリング節有へ。この写真は無塗装の状態です。この後施主様がご自身で蜜蝋WAXを塗布される予定です。玄関框は桧を使っています。足触りも柔らかく見た目にも優しい自然な風合いがマンションの画一的な感じを変えてくれる無垢材です。

〇リビング
リフォーム前
写真 2017-08-21 9 49 22
リフォーム後
写真 2017-09-04 16 23 20

マンションリフォームの場合、音の問題やその他規約によって何でもできる訳ではないのですが、床を無垢材に変えると調湿効果のおかげで空気感が変わります。また今回使っているウッドチップ壁紙は汚れた場合は張り替えるのではなく上から専用の水性塗料で(リボス社デュブロン)塗ってもらえますのでゴミはでません。また養生をしっかりしてもらえればご自身で塗る事も可能です。

マンションでも自然素材でのリフォームをして、お隣と違った空気感や足触りを体験してみませんか。
お気軽にご相談下さい。

oh-oh

2017年10月3日

竹摺・荒壁

カテゴリー: 家づくり (一色)

4寸の柱、4倍のたすき掛けの筋かいの組み合わせの壁
竹小舞の土壁では柱のチリがとれません
そこで
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木摺より気持ち間隔をあけて竹摺りです
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今回はチリ寸法が厳しいので私は手を出せません
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次の現場は一部土壁
片筋交いなので、竹小舞を掻く予定です

naoi

2017年7月21日

舘岩の休日

5月の刻み以来、足が遠のいていますと・・・
写真 2017-07-09 8 57 43
あんなとこや、こんなとこにも
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草ボーボーになってます
ここのところ現場の草刈でもへとへとですが
やらねばならぬということで
ファイル 2017-07-18 6 13 02
さっぱりしました!
ひと段落ついたところで
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こんなもので
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こんなものを作って
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醤油皿ではありません
ファイル 2017-07-18 6 13 31
ビールと共に
おいしくいただきました

naoi

2017年7月3日

窓リフォーム

文月に入りにわかに『真夏日』です。身体の準備が間に合っていません。。。

先日都内マンション1階の窓3ヵ所に内窓を付けるリフォームをさせていただきました。
今回は結露防止の目的もありますが、何よりすべり出し窓のアコーディオン網戸が傷んできて使いにくいという悩みがありましたので、内窓は引違いを提案させて頂き、網戸も内窓外側に引違い用の網戸を新たに設置させていただきました。
↓リフォーム前
前窓

↓リフォーム後
後窓
ガラスは「和紙調ガラス」を選択し、外部からの視線など遮ると共にお部屋の雰囲気も和らげてくれてます。

内窓を付けると
1.断熱効果がUPするので、冷暖房費が軽減できる。
2.外窓と内窓の間に空気層ができ結露がおこり難くなる。

とメリットがあり、工事も比較的短時間で済みますのでお客様の負担も少なくいです。
今でしたら制約は色々ありますが、窓リフォームは「住宅のエコリフォーム」の対象となっていますので、窓の大きさによって補助金がおりますのでいかがでしょうか。冷房費削減にもなりますのでお薦めです。

2017年6月26日

上棟式!

先日ブログでもうすぐ葉山で上棟予定の現場材料をUPしましたが、先週末に無事棟があがりました!

写真 2017-06-23 11 53 11

写真 2017-06-23 11 51 53

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↑丸2日間で屋根の垂木がかかりました。このアングルだとこの土地がかなりの傾斜地だと解っていただけると思います。

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3日目に大屋根の野地板を張り防水紙を貼ったところで午後から五色の旗と破魔矢を飾って上棟式です。

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今回墨付け・刻みを行った平田棟梁が心を込めて祝詞をあげました。

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上棟式のあと直会の場をご用意いただきました。西日を浴びながら皆良い表情での記念写真です。
ありがとうございました。

2017年6月23日

城郭建築

カテゴリー: 未分類

↓このお城は
白石城
『白石城』です。明治維新まで260余年間伊達氏家臣片倉家の居城でしたが、明治7年に解体されてしまいました。
この天守閣は平成7年に史実に忠実に復元されたものです。戦後復元された城郭建築は初めてらしいです。

白石城天守閣は城主が住まいとしていたものではなく、武器等の保管場所で戦闘状況になった場合用に1階には石落しなども作られています。
↓この写真の3階は白石城内部
広さ畳30畳ほど。再現の際は昔ながらの工法を用い補強金物は使わず、木材は檜が吉野檜、化粧材は青森ヒバ、山陰地方の松丸太、赤杉とすべて国産材で造られているそうです。耐用年数は250年を想定。壁は当地方の土壁と同じ造りで、土塗りを何度も繰り返し漆喰で仕上げてあり、厚さは21~24cmあり日本古来の耐火建築となっているそうです。
高欄から外を眺めますと、奥には蔵王連峰も。蔵王連峰

5月に福島に里帰りした時に白石まで足を延ばしてきたのですが、お城好きの家人も喜んでいました。250年はどうかと思いますが、当社が造る国産材手刻みの家も100年位は使って頂きたいと考えて造っています。もちろん手直しは必要です。ただ今までの住宅のように25年~30年位で建て替えしなければならないような家造りは考え直さなければいけない時代になったと思います。

2017年6月16日

もうすぐ上棟!

来週葉山で上棟予定の材料が養生紙に包まれ運搬の時を待っております。
化粧材
工房の中には昨日まで小屋梁の仮組みをしていた太鼓梁の材料が。
小屋梁板図

今までも何度も申し上げてきましたが、当社では全て『手刻み』で構造材を刻んでいます。材料のくせを見極め適材適所使っていきます。この梁の仕口(渡りあご)もこんな風に。
小屋梁仕口
光つけが大変ですが棟梁の腕の見せ所です。きっちり仮組みできていたので、建前当日もバッチリですよね棟梁。

梅雨の時期ですが、来週天気が崩れないように祈りたいと思います!