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2017年2月16日

エコ花の木製建具

カテゴリー: 未分類

2月も中盤を迎え気候も三寒四温はおおげさですが、今日明日は暖かくその後週末はまた冷え込む模様です。こういった時期が風邪を引きやすいので気を付けたいです。

今日は『木製建具』についてご紹介したいと思います。当社では国産の無垢材を使って家を作っていますが、その中の建具枠も建具も一カ所ごと採寸し作っています。デザインはお客様のご要望をお聞きし決めています。室内建具の場合、ほとんどは杉材を使い、ガラスを入れたり、自然系塗料で着色したり、本当に色々な物を納めてきました。こう言っては何ですが、ほとんどの住宅メーカーさんの場合、決められたデザインの中から選ぶ場合が多く、まして無垢の建具は反ったりするリスクも伴うので使用されない場合がほとんどだと思います。無垢の建具は手間もかかりますし、取付けたあとの調整なども必要な場合があるのですが、既製品にはないほっこり感と経年劣化ではなく経年変化を楽しめる良さがあります。

〇スタンダードな杉框戸と上部ガラス入り杉框戸

〇オーク色で塗装した杉框戸(リボス カルデット使用)
杉框戸オーク色
無塗装とはまた違った味がでます。

〇ステンドグラスを入り杉框戸
建具由井邸

〇泡入りガラス入り杉框戸
建具 齊藤邸
写真だと解りずらいですが・・・。

と色々個性豊かな建具たち。建具の設えで家の雰囲気は結構変わるものです。少し楽しんでみるのも良いと思います。
最後にガラッと雰囲気を変えて「和」のテイストを!

杉細格子建具
和室へ向かう廊下にガラス入り細格子戸と玄関ホールの障子も地杉の縁で作っています。

今日は紹介しきれませんが、物入れの両開き戸や折戸も作ります。新築はもちろんですが、リフォームでも無垢のフローリングと入口のドアを無垢にしたら今までとは違う空間になるのではないでしょうか。ご用命はエコ花まで!

2017年2月3日

オリジナル木製キッチン

カテゴリー: 家具づくり

今日は節分です。家に帰ったら今なにかと話題の恵方巻を食べようと考えています。子供の頃は豆まきが好きでしたが、自分は現実派なので自宅では掃除が・・・面倒で豆はまきません。

タイトルにありますように今回は当社で造作した木製キッチンを何点かご紹介したいと思います。
その前にちょっと一言。よく「木で作ってもらうと高くなりますよね?」と聞かれるのですが、私達は「作り方次第ではシステムキッチンより安くする事も可能です。」とお答えしています。比較するキッチンによるのですが、当社では『合板を使わない!』というポリシーがありますので、メーカーのキッチンと言ってもタカラスタンダード製のホーローキッチンをお薦めしています。そのタカラのキッチンと比較しまして、引出しの数を極力減らし、カウンター下部をオープンとし棚板だけとか、ワゴンを使うとか工夫して頂ければお安く作ることができるのです。逆に自分の使い勝手の良いように、至れり尽くせりのキッチンを作ることも可能です。それでは施工例を。


ステンレスカウンター奥行を98㎝とたっぷり広くし、ガスコンロ周りは65cm。広い部分はLD側から使うオープン棚としたキッチンです。背面の収納も使い勝手の良いように造作しました。
カウンター:ステンレスヘアライン仕上げ  木材:桧・杉  建具:杉

北原 キッチン
天板が天然の石で通称「桜御影石」と言います。奥行1mの天板としました。奥のガスコンロ周りは奥行65cmで高さも少し低く作っています。そうする事で深さのある鍋や炒め物などがやり易くなります。1mのカウンター部はLD側から棚を使えるようにしています。背面の収納も使い勝手の良いように造作しました。
カウンター:御影石  木材:桧・杉  建具:杉+ポリカ

岡本キッチン
シンプルなI型キッチンです。ステンレスヘアライン天板で天板前とガスコンロ脇は50角のタイル仕上げ。キッチン背面と脇の家事スペースも使い勝手を考え収納を造り付けました。キッチン下部はオープンにしゴミ箱入れに使うスぺースです。
カウンター:ステンレスヘアライン仕上げ  木材:桧・杉  建具:杉+ガラス

今日ご紹介した中では最後の事例が流し下をオープンにし、シンプルな形状ですので比較的安価に造作できる見本です。
あまり作り込まない方が可変性にもつながり暮らしやすいのではと思います。

既製品ではない自分だけのオリジナルキッチン、大切に使っていただけるのでは?という私達の想いものせて造っています。
新築だけではなくリフォームでも対応させていただきますのでお問い合せ下さい。