2019年5月15日
茶室会水庵
カテゴリー: 著名な建てもの・街
先日出掛けた帰りに小金井市にある「江戸東京たてもの園」に立ち寄りました!初めて行ったのですが、じっくり見学すほど時間がなく足早にぐるっと見学してきました。個人的には“前川國男邸”に興味があり写真も撮りたかったのですが、とにかく人が多くて内部は撮影を諦めました。
昭和17年に建てられた前川邸。外観は切妻屋根、外壁は縦板張りの和風建築。
内部写真がありませんが、シンプルなデザインだけど今でも住みたいと思えるモダンな作りでした。
そして知識もなく行ったのですが小さな茶室が目に留まりました。宗徧流の茶人、山岸会水が大正期頃新潟県長岡市に建てた茶室「会水庵」。昭和32年に劇作家の宇野信夫によって西荻窪に移築されたとの事。
私的に目がいったのが樋も・・・竹製です!
内部は本畳三枚と台目畳一枚からなる三畳台目からなる小間の茶室。赤松皮付き丸太の床柱。
小さいけれど、とても凛としています。
こうして古い建物を移築して後世に残していける素晴らしい事です。私達も少しでも長く残していける建物を作っていきたいですね。
また次回、今度はもう少しゆっくり見学しに行きたいと思います。そしてデ・ラランデ邸でコーヒーをいただきたいです!
oh-oh