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2021年12月20日

エコ花の標準仕様!③断熱材

カテゴリー: エコ花の標準仕様

エコ花の標準仕様の第三弾は『断熱材』についてご紹介します。

断熱材は充填断熱材の羊毛断熱材「ウールブレス」を使っています。
エコ系の断熱材には羊毛の他、セルロースファイバーなどもありますが、費用対効果などの面から当社ではウールブレスを標準仕様としています。

 

特徴について
・次世代省エネ基準をクリアする断熱性能
・周囲の湿度を55%に保つ調湿性能を持っている
・ウール表面は撥水性があるのでいつも乾いた状態で保持され、極めて高い耐久性がある
・ウールブレスに使用される防虫剤は、岩塩から精製されたオクトボーが使用されており、少ない量で防虫、防蟻効果がある
・ウールの発火温度は570℃から600℃、平均水分率15%ですから、ウールは発火しにくく、延焼しにくい繊維である

素材選びで特に大切にしていることの中に「調湿性能」があります。
日本には四季があり、高温多湿の夏があり、暖房ガンガンの寒い冬もあります。どうしても起こってしまう結露。この結露こそ人間の体調を狂わしたり、家を傷めてしまったりするのです。内装の仕上げ材の調湿性はもちろんですが、みえなくなってしまう壁内や床下などもとても重要です。

壁面の間柱間に隙間なく手慣れた大工が充填していきます。

 

屋根面も傾斜なりに垂木間にしっかりと充填していきます。

 

当社の選ぶ素材は、外壁・断熱材・内装材・床材もちろんその下地材料にいたるまで調湿性のある素材をトータルに使用しているので安心できるのです。いくら調湿効果の高い羊毛断熱材を使用しても、表面をビニールクロスで覆ってしまったり、外壁をサイディングで覆ってしまったりしてはせっかくの性能が発揮できなくなってしまいます。

エコ花では家づくりに調湿性のある素材をできる限り使用し、且つそれぞれ素材の持つ性能が十分発揮できるように、トータルで考え素材選びをしています。