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2021年9月10日

約12年前お引き渡しした物件のバルコニー工事をしました。

エコ花のつくる家は、家の中はもちろんのこと外部デッキやバルコニーにも国産無垢材をふんだんに使用します。

外部デッキやバルコニーには桧材を使います。

直接雨がかかるところは定期的なメンテナンスが必要になります。

アルミの既製品とは違い雨や風により水の乾きが悪い部分の床板は弱っていきます。

特に庇などがなく直接雨がかかる床板は傷みやすいです。

また木材の色合いは年月が経つにつれ変色します。

状況にもよりますがお引き渡しから早いと1年経たず桧材のバルコニーは色合いが変わります。

これは紫外線の影響で木材の成分が変わった状態で、表面状のことであり木材が劣化したというわけではありません。

今回はお引き渡しから約12年経ったお家のバルコニー材張り替え工事をご紹介したいと思います。

①お引き渡し当初

②約12年後

軒先の雨がかり部分の傷みが激しい状況でした。

お部屋側の屋根がかかっている側は傷んではいません。

③撤去後

新築当初は短辺方向に施工してましたが軒先からの傷みが激しい状況と今後のメンテナンスを考え、長辺方向に張替えを行いました。

④施工後

新築の引渡し当初に元通り!バルコニーに屋根があればデッキ材のもちが長くなるのですが、無い場合は平均すると7年~10年未満で張り替えが必要な状態になるようです。安心して住み続ける為には定期的なメンテナンスは必須です。アルミやプラスチックの既製品はメンテナンスを考えるといいと思いますが、エコ花でよく使う桧材や杉材は年月を重ねるごとに飴色に変化し、 深い色合いになり新しい家には無い味わいが楽しめます。メンテナンスも含め変化を楽しめる方にはおすすめです。

 

お引渡後もお声がけいただき頼りにしてもらえるエコ花でありたいと思います。

 

nanala

 

2021年9月5日

日曜日はDIY!!デュブロンで壁を塗装しました。

\築50年団地メンテナンス/

約10年ほど前に貼った紙クロスオガファーザーをメテンス!!

オガファーザーは、ドイツの会社が作った自然素材でできた紙クロスのことです。再生紙と、木の製材時にでるおがくずを使って作られる環境にとても優しい壁紙で一度張ると張り替える必要がなく、メンテナンスはリボス自然健康塗料のデュブロンという漆喰調水性塗料を使用します。

今回は「デュブロン N.400 グラスグリーン」に塗ってみました。

準備するものは養生(マスキングテープ、マスカー)、塗装用ローラー(今回は用意できず100円ショップの刷毛で代用)、バケット型ローラートレイ、塗料(デュブロン)です。

まずは床を汚さないようマスカー(ビニールにテープがついている養生)を貼っていきます。

次にコンセントプレートを外します

 

 

塗装していきます。

塗ってすぐはムラがあるように見えますが、乾くと気にならなくなります。

コンセントプレート元に戻して完成です。

 

 

nanala

 

 

2021年9月2日

築15年OBのお客様宅木製玄関ドアの修理工事を行いました。

お引渡しから月日が流れ15年…雨、風、紫外線を浴び経年劣化した栗材使用の木製玄関ドア、工場で修理作業をする為、玄関からではなく勝手口からの出入りをお願いし玄関は板で封鎖しました。工期は4日程度。

 

持ち帰ってきた玄関ドア

 

鏡板の反りにより框が割れている状態

 

①鏡板取外し

 

②鏡板の調整

 

 

③鏡板取付

 

④額縁取付

 

⑤完成

 

 

nanala

2020年6月23日

木のまな板のメンテナンスは刃の交換時期になった自動かんなが活躍します!!

木のまな板は

黒くなることが気になる方が多いかと思います

そんな時、削れば綺麗になることは皆さんご存じだと思いますが

我々のように刃物を研ぐ職人は包丁の刃こぼれが埋まっているまな板を嫌います

なぜなら、カンナの刃がだめになってしまうからです

 

 

 

 

そんな時、刃の交換時期になった自動かんなが活躍します
うす~く削るとあっという間に新品

 

 

 

無垢の木だから一皮むけばこのように再生することができます
合成樹脂のまな板も利点があると思いますが
いちど無垢の木を使ってみてください。

きっと手放し難くなる気持ちがわかると思います。

nanala

 

2019年2月21日

無垢材フローリング補修方法!

弊社では、合板材を一切使用しない家づくりをしています。
床材にはヒノキ、杉、栗などの樹種を使用し、
オイル塗装で仕上げています。
考え方としては油を染み込ませることによって木の表面を保護し、
触り心地は損なわれず、油によって汚れや染み込みを防ぎます。

杉材は柔らかく素足で歩いた時温かみがあります。
その一方柔らかい為傷もつきやすいです。

今回、杉フローリングの補修を行いました。
凹んでしまった部分に濡れた布を一晩置いておくだけで凹み部分がほぼ元通りになります!
特に針葉樹のような柔らかい床材には有効な方法です。

2_before

さらに凹みひどい場合は、
濡れた布の上からアイロンでおさえると木が膨らみ目立たなくなります。

s-DSC_4240

2_after

アイロンを広範囲にかけてしまうと木目がけば立ってしまう場合がありますので、
その際は、ヤスリを木目方向にかけて上げ最後にオイル塗装をして仕上げてあげるときれいに仕上がります。

nanala

2017年3月28日

無垢の木のメンテナンス

思い立って5年使った栃のテーブルを削り始める。
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自然塗料で仕上げたテーブルも、全体に色が変わり食べ物のシミやコップの輪ジミが目立っていました。
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塗りなおしたテーブルは5年前に作った時と同じ輝きを取り戻しました。
気をよくして・・・・・・・・
17年前のリフォームで床に赤松を張ったお部屋に手を出す。
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テーブル同様に自然塗料で仕上げています。
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木材は、樹種が違っていても経年変化で同様な色に変わっていくようです。
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自然塗料で再び仕上げます。
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無垢の木だからこそできるメンテの方法のひとつです。
普段の汚れ程度は、石鹸でごしごし👉水で清める👉WAXをかける で十分
新年度に向けてリフレッシュ作業継続中です。

naoi