本日、宮城県くりこまから栗板を納品されました。
ちょっと前、宮城県くりこまで天乾していた栗の板
乾燥したものが東京の工場に届きました!!!
今後、造作材や枠材に加工されていきます。
nanala
今年も計画中
8月3日、4日と子供たちに山の中での生活体験をしていただくイベントです。
都会では絶対に経験できないこと・・・・
たき火、カマドご飯、囲炉裏、五右衛門風呂などなど
楽しく過ごしていただけますように。
naoi
先日全国木材連合会主催の「木育・食育セミナー」に参加してきました。
木材が有する健康への優れた効果を広範囲に普及させるためにとありましたので興味を持ち行ってみました。
免疫力を高めるのに、杉・桧材などの木材や森林浴が学術的にも体によいとわかってきているという内容でした。その中の森林医学という分野の話しを私は初めて聞きました。森林総合研究所の香川隆英さんのお話です。 『森林セラピー総合サイト』というHPがあり日本全国の62の森で森林セラピー基地が整備されているそうです。
http://www.fo-society.jp/
その基地はリラックス効果が森林医学の面から専門家に実証され、さらに、関連施設などの自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のことで、そこでは森林ウォーキングのほかにもさまざまな健康増進プログラムを楽しむことができるそうです。
私達の病気の主な要因はストレスです。年に数回でも森を楽しみながら心と身体の健康維持・ストレス解消の為に是非とも時間を作って森を楽しむことも素敵な事だと思います。
その森林から伐倒した国産の木材を使って家をつくっている私達は森の素晴らしさ、樹木の素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思っています。無垢材だったら安全ではなくトレサビリティのしっかりとした、また管理も含め安心・安全な材料を見きわめて皆様に提供していきたいです。
当社で構造材(柱・梁など)や床、腰壁、天井の化粧材などに使う杉材は、木材の中でもテルペン類である成分が空気中に放出されリラックス効果が大きいそうです。また杉は湿度を調整してくれる作用も大きいので室内環境を整えてくれる素晴らしい木材です。
広間の開かずの扉も開閉できるよう改修し、夏休みの準備も整いました。
今年は空模様が心配していましたが・・・・・
自然観察の予定でしたが
皆さん到着すると、覆っていた雲がなくなったので
急遽予定変更、川へいこう!
いつもの小屋まえの川ではなく、峠を越えて
今年は雪も少なかったので水量が水遊びにはピッタリ
それに、例年だと足の感覚がなくなるほど冷たいのですが太陽の力でしょう、
全身浸かっていられる水温でした。
お蔵入りしていたカヌーも久しぶりに引っ張り出し
何も教えなくても自然にパドルをしています
遊び疲れて戻るとBBQの準備
竈ごはん、
燻製、
過去最高の仕上がり?
定番のキャンプファイヤー
子供たちが工夫して火をつけます
煙たいのに・・と思うのですが
子供たちは花火に夢中です
火を起こす
炭をおこす
羽釜でご飯
餅をつく
薪を割る
お風呂を沸かす
日常を大人も子供も
田舎暮らしを
体験体感できた一泊二日でした
naoi
自然素材をふんだんに使った家づくりを行っておりますと、
お客様から
「うまく説明できないけど空気が違う」 「なんだかホッとする」 と、
目には見えない感覚的な部分での褒め言葉をいただくことも少なくありません。
目に見えているデザインや木の立派さを褒めて頂くのも、もちろん嬉しいのですが、
見えない心地よさをお褒めいただくのも、実はとても嬉しいものです。[#IMAGE|S12#]
私たちは見えない部分にまでこだわって、「自然素材」を用いています。
すべては安心・安全な心地よさのためですが…先のような褒め言葉は、
色んなウンチクを抜きに、お客様が身体で感じとってお褒め下さるのですから、
説明しなくても伝わった!と、思わず心の中でニヤッとしてしまいます。
自然素材の「心地よさ」とは何でしょう?
その理由は色々と考えられますが、ひとつには、素材がまだ“呼吸をしている”から、
ということが挙げられると思います。
木は吸ったり吐いたり調湿をしてくれたり、ゆるやかな空気の流れを保ったり、
冬のヒヤッとした感覚を軽減し、優しく接してくれる一方で
合板などの接着剤で固められた材料や、ビニールクロスなど石油から作られた材料は、
空気の流れや湿気をピタッと止め、人肌には冷たく硬く感じます。
例えば・・・、綿のシャツを着るのが前者であるなら、
サランラップをくるくる身体に巻き付けた状態が後者でしょうか。
想像しただけでもサランラップは居心地よさそうではありませんよね。(> <)
つまり
自然素材の住まい=呼吸する素材で囲まれた空間なのです。
この、素材の“呼吸”が住まいにとっていかに大事で心地よいものか、
それをまとめた本が出版されました。
自然素材&自然エネルギーの家づくりハンドブック
自然素材で作る 『 呼吸する住まい 』
著者は建築家の、栗原守さんです。
実は栗原さん、エコロジーライフ花の設立に大いに力を貸して下さった方のお一人で、
この方なくしては、私たちの取り組みは今のように成り立ってこれたかどうか・・・。
エコ花にとって大切な御方なのです。
エコ花の商品も紹介して下さっています↓
無農薬防蟻剤「ナチュレ防虫塗料」。
エコ花では標準仕様です。
この本には、様々な自然素材の事が簡潔に解かり易く書いてあり、
これから家を建てたいけど、ナチュラルってどういうこと?無垢の家ってどんな感じ?
と、素朴な疑問を持たれている方にとって、非常に便利な一冊になっていきそうです。
環境やエコに配慮した家づくりについては、色んな材料やシステムがありますが
「エコ」だからといって全てを実践する必要もなければ、全て勉強する必要もありません。
なにより、まずは心地よさから。
栗原さんの設計物件も図面付きで紹介されており、新築・リフォームとも、
自然素材で行うとどんな雰囲気になるのか、イメージしやすい内容になっています。
マイホーム、自然素材でいつか建てたい、
自然素材の勉強の第一歩に、まず一冊持っておきたい、
そんな方にオススメです。
書店などで見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さいね。
建築家・栗原守さんのブログはこちら
久しぶりに晴れました。そして久しぶりのブログです[#IMAGE|S8#]
そうそう、ブラジルワールドカップも始まり、開催国ブラジルが見事な勝利で幸先がよろしいようです。
日本、ガンバレ!!
今日は東京辺りでは少なくなった「瓦」屋根についてちょっとだけ書きたいと思います。
先日沖縄に行ったのですが、住宅の瓦屋根がとても特徴的でして、主に赤瓦なのですが、中には白瓦もありました。
沖縄県立博物館の敷地内に建てられた沖縄の民家
こちらは重要文化財に指定されている「中村家」の年季のはいった且つ手入れのされた沖縄赤瓦です。
形も独特ですが、葺き方も特徴があるようで、沖縄では丸瓦は男瓦、平瓦は女瓦の2種類使うそうです。、まず軒先から大棟に向かって女瓦を垂直に葺きます。女瓦を重ねながら2列葺くと間に隙間ができるので、その隙間に男瓦を葺くことによって、屋根裏に雨水が落ちないようにしているそうです。極め付けの特徴は漆喰を男瓦の側面と継ぎ目に塗ること。そうする事によって台風のめっかである沖縄でも簡単に風雨に飛ばされない屋根となる訳です。
改めてその土地に根付いた物というのにはちゃんと理由がある訳ですね。
ちなみに当社で瓦屋根といえば「三州瓦」いぶし銀。
沖縄の瓦とは大きく異なりますが、やはり気候風土の違いが大きいのでしょう。私はどちらも好きです[#IMAGE|S37#]
Oh-Oh
先月末、自宅でレインバンク(タニタ製)の設置工事の講習を行いました。
通常は1階の竪樋近くに設置するのですが、今回どうしてもベランダから水撒きをしたいためイレギュラーな場所に設置。
狭すぎて講習にならないので、事前に説明を受け、設置ポイントを教えていただきました。
おじさんたちはマニュアルを読まずいきなり始めるのが常ですが、よく読みましょう説明書!
次にポイントは、樋の切断高さの注意。これさえ外さなければOK
ステンレスタンクがなじんでしまってわかりにくい写真ですが、何せ狭いところなのでみなさんすみませんでした。重ねてタニタスタッフさんからこういうところに設置する工事は請けないようにとレッドカード。
この時から雨がなかなか降らず、あともう少し降らなかったらホースで水を入れるところでした。
とはいえ雨を待ち遠しく思うのも久々。梅雨入りであっという間に満タン
今度は晴れが待ち遠しく思います。
naoi
今年は「甲午(きのえうま)」年だそうです。
私もよくは解らないのですが、干支学によりますと、甲(きのえ)は『ちょうど春になって、新芽が古い殻から頭を出すのであるが、まだ余寒が厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないと同じように、旧体制の殻を破って、革新の歩を進めなければならないのであるが、そこにはいろいろな抵抗や妨害があるために、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びていかねばならない年と言われているそうです。
何はともあれ明るい年になると良いですね。
今日は非常に寒いです。明日朝の東京の最低気温は0℃だそうです・・・!!
そこで今日は冬の悩みの一つである「結露」について語ってみたいと思います。
皆様すでにご存知とは思いますが、結露は「湿気」(水蒸気)が多く、温度の低いところが結露しやすいのです。
家の中で湿気が発生するところ
・石油ストーブ・・・1時間あたり約400ml
・調理(ガス調理)・・・夕食1回あたり約1.1L
・入浴・・・約3.5L
人が生活を営むために相当な量の水蒸気が発生するのです。この湿気を減らすためには、できるだけ換気をし、部屋に空気の流れを作ることが大切です。また、発生源を減らすことも大切ですね。石油ストーブからエアコンに変えるだけでも湿気をかなり減らせます。もし可能であるなら床暖房がおすすめです。
あと要因の一つの温度が低いところ
・窓枠・窓ガラス
解決方法:窓を高性能の物に変える又は内窓を付ける
・家具の後ろ・押入れ内部
解決方法:家具と壁の間に隙間を作って空気の流れをつくるまた、押入れにすのこを引き同じく空気の流れをつくる
(YKK AP 脱・結露のススメより抜粋)
結露はカビやダニの発生にもつながりますし、家も傷みます。リフォームをする予定などがある方は是非とも開口部の改善を考えてみて下さい。そこまでは出来ない場合は、やはり暮らし方を工夫していく必要があるのではないでしょうか。
最後に当社の自慢をひとつ。
下地材までこだわって通気をする材料で作ったエコ花施工の家は(ほとんど)結露いたしません。今まで引き渡したお施主様から結露のご相談を頂いたことがありません。
来月には『構造見学会』の予定がありますので、当社でつくる家を見に来て下さい。詳しくはまたお知らせいたします。
ご無沙汰してしまっている家づくりブログ・・・。
これはいかんと慌てて投稿しています(汗)
いきなりですが、これから数回にわたって当社の標準仕様について書きたいと思います。
当社代表がお客様とお会いする初回によく話させて頂くのですが、人や環境に優しい素材で家を作ろうと思い模索始めた10数年前、世の中はまだまだ工業生産品だらけで、それこそクロスやそれを貼る糊材ひとつ探すのが大変な時代でした。何が安全で、何が駄目なのか本当に手探り状態で、それでも同じ思いをしている同業者の人達や知人から情報を集め、実際に物を自分で確かめながら我社の仕様は徐々に固まってきました。
今では自然素材や天然素材といった言葉が横行していて、たくさんの中から選択していく時代となりました。
だからこそ注意!が必要だったりするので、ここは原点に戻って当社が選んだ「素材」について、まずは第一弾。
【断熱材】について
我社の断熱材は、充填断熱材の羊毛断熱材、「ウールブレス」を使っています。
エコ系の断熱材には羊毛の他、セルロースファイバーなどもありますが、費用対効果などの面から当社ではウールブレスを標準仕様としています。
特徴のいくつかを申しあげますと
・次世代省エネ基準をクリアする断熱性能
・周囲の湿度を55%に保つ調湿性能を持っている
・ウール表面は撥水性があるのでいつも乾いた状態で保持され、極めて高い耐久性がある
・ウールブレスに使用される防虫剤は、岩塩から精製されたオクトボーが使用されており、少ない量で防虫、防蟻効果がある
・ウールの発火温度は570℃から600℃、平均水分率15%ですから、ウールは発火しにくく、延焼しにくい繊維といえます
素材選びで特に大切にしていることの中に「調湿性能」があります。
日本には四季があり、高温多湿の夏があり、暖房ガンガンの寒い冬もあります。どうしても起こってしまう結露。この結露こそ人間の体調を狂わしたり、家を傷めてしまったりするのです。内装の仕上げ材の調湿性はもちろんですが、みえなくなってしまう壁内や床下なども重要なんです。
当社の選ぶ素材は、外壁・断熱材・内装材・床材もちろんその下地材料にいたるまで調湿性のある素材をトータルに使用しているので安心できるのです。いくら調湿効果の高い羊毛断熱材を使用しても、表面をビニールクロスで覆ってしまったり、外壁をサイディングで覆ってしまったりしてはせっかくの性能が発揮できなくなってしまいます。
当社施工のお引き渡し済物件にお住いの方(新築)皆様にお聞きしているのですが、四季を通して窓ガラスにつく結露に悩まされているお宅は・・・皆無です。
人にも環境にもやさしい素材の話しは次回へ続きます。
oh-oh