NPO法人日本の森バイオマスネットワークとは②
今日は活動内容についてのお話。
私たちの取り組みについて
「私たちは宮城県および周辺地域の森林資源の活用を進め、自然と共生する地域社会の実現するために以下の事業に取り組みます。
1.エネルギーとしての活用推進
薪炭や木質ペレット燃料などの森林バイオマスエネルギーの活用を推進します。環境省のCO2排出権取引プロジェクト(J-VER制度)など。
2.材木の活用推進
建築や木工など材木としての森林活用を推進します。
3.環境教育の推進
森林の価値や魅力を広く呼びかけるために森林をテーマにした環境教育活動を行います。環境教育講座「森を考えるカフェ」の実施など。」
(「」内NPO法人日本の森バイオマスネットワーク、ホームページより引用)
「森林を守る」とは、山に策を作って立ち入り禁止にすることではありません。
人が介入した山は、継続的に手入れをし続けないと荒れていくばかりです。
そのかわり、きちんと手入れをしていくことで、
一本一本の木は元気になり、
根が張りつめ土が元気になり、
山そのものが元気になる。
そしてそこに産業が発生し、
雇用が生まれ、
人が生活し家族ができ、
町が活発になり元気になる。
日本が元気になり、地球が元気になる。
以上は、副理事の大場隆博さんのお話です。
大きな視野で物事を見据えて、今だけの短期的な案ではなく
この活動は未来に向けての準備でもあります。
そうなんです!
日本の木を使うことで、森林をみんなで育てることになるのです。
使用する方法としては、構造材のような大きな材料だけの話ではありません。
森林の整備や間伐時には、切り落とした枝など木くずが発生します。
大量に出る木くずは運搬も処理も、かなり大変な作業となります。
そこで、その木くずの活用法として
木質バイオマスの「ペレット」が登場するんです。
次回はこのペレットについて
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