住宅地の中にある無垢の木の家です。親子4人、ナチュラルな暮らしを楽しんでいます。片流れの屋根の勾配を利用して、2階から小屋裏を、ロフト付きの子ども空間にしました。障子のあけたてで部屋を広く使ったり、落ち着いた感じに仕切ったり。空間に変化を持たせることができます。
竣工:2009年11月
場所:東京都
延床面積:79.32㎡
設計:直井建築工房
場所:東京都
延床面積:79.32㎡
設計:直井建築工房
こんな住宅地の一角に木の家が? 外からではちょっと分かりませんね。
犬が出迎えてくれました。外壁のモルタル塗りの壁は、横に細かな引っ掻き模様をつけて上品に仕上げました。雨樋も、外壁に合わせてシルバーに。
ひとたび中に入ると、無垢の木と漆喰の空間が広がります。
台所はシンプルにまとめました。大工の手作りキッチンです。
リビングには大きな無垢の板のテーブルを置いています。テーブルももちろん、エコ花製。宿題をする子ども達をお母さんが見守ります。
リビングの引き戸をあけると廊下で、右手に夫婦の寝室として使っている和室があります?
2階は子どもスペース。片流れの屋根の天井裏の高いところには、ロフトをもうけました。
親子で沖縄の三線を練習しています。
板の間や階段室との境の障子を閉めると、こんな感じになります。
ロフト上は子どもたちが大好きな場所です。
リビング上の吹き抜けと2階とで、このように話をすることができる小窓をつけました。
犬の居場所は、キッチンの奥。勝手口のスペースを活用し、犬専用の土間空間を作りました。キッチンのお母さんから常に見えていて安心です。
撮影:直井徹男