ガス衣類乾燥機と洗濯機置き場

ミズメザクラの家の現場報告です。
今回は、脱衣室の様子をお伝えします。

脱衣室
▲脱衣室

 脱衣室でこだわったポイントが、2つあります。それが、ガス衣類乾燥機の台と洗濯機置き場です。洗濯物を干す手間が軽減するガス衣類乾燥機ですが、結構な重量があります。そのため、専用の台もメーカーのほうで準備されているのですが、足が床に落ちる形なので掃除がしづらくなります。

ガス衣類乾燥機
▲ガス衣類乾燥機
▲専用の架台と同じように下からネジで固定

 今回の現場では、乾燥機を正面に立つとすぐ後ろがユニットバスとなり、スペース的にも猶予がなかったためできるだけシンプルな形で棚を造りつけました。材料は、スギの接ぎ合せ(はぎあわせ)材を用いて、壁に接する部分は壁内でしっかりと留め付け、はねだしている部分は棚受けをつけることで、床に足が落ちないようにしました。

洗濯機置き場
▲洗濯機置き場

 洗濯機置き場には、ステンレスの板を用いました。今回は洗濯機の上にガス衣類乾燥機を設置することから洗濯機の高さをできるだけ抑えるためにステンレス板を床に埋め込む形で納めました。ステンレスの板も厚みのあるため、その分だけ床を削っておき、床とフラットになるようにしています。専用の洗濯機パンを使わないデメリットとしては、万が一排水のホースが抜けてしまった場合に水が広がっていってしまう点があげられますが、床とフラットで納められるため掃除は非常に楽になります。細かい部分にも配慮した渾身の出来となっています。