下駄箱1

先日、無事にお引き渡しが済んだ路地の家ですが、少しずつ工事経過をご報告していきたいと思います。
まずは下駄箱の加工過程をいくつかのブログ記事に分けてご報告していきたいと思います。

玄関の顔となる下駄箱の天板は、広葉樹のケヤキを用いました。
以前のブログ記事でも紹介した、玄関框と同じ樹種を用いて統一感を出しました。

▲ケヤキの一枚板

大工さんと一緒に見てもらいながらどちらを天板の表とするか、手前とするかなどを決めていきます。
今回は木裏のほうが状態が良さそうなので、敢えて木裏を上にする木裏使いで使用することにしました。まずはウマに寝かせて木材の状態を確認します。
無垢材は乾燥過程で変形・収縮が起きるため、特に幅の広い一枚板は保管の過程で大きく狂っていることが多いです。
このケヤキの一枚板も案の定ねじれが大きいため、断面が四角になるように墨を付けていきます。

板の上に手前と奥で桟木を載せて、桟木の上端が手前と奥で平行になるようにパッキンをかませていきます。
この桟木の上端を基準にして、平行線を引くことで木口に長方形の断面を墨付けしていきます。

▲四周ぐるりと墨を付けたあと

墨付け後は幅を大まかに整形し、ひとまず終了です。70mm程度の厚さの板ですが、固い木なので複数回に分けて切断していきます。
次の工程は、最も大変な平に削っていく作業です。