墨付けが進んでいます

海の見える家の工事経過のご報告です。
工場(こうば)では、墨付けが進んでいます。

墨付けとは、建物の骨組みとなる構造材(梁や柱)に仕口や継手の加工するための線を描いていく作業です。
構造材だけでも100以上となる木材を使うため、それを正確に墨付けしていく技術は誰にでもできることではなく"棟梁"と呼ばれる優れた技能を持った大工が担う作業でした。
一本一本、無垢材には必ずある曲がりやクセを見ながらどの面を上にするか、どの部分を使うかなどを考え、材料を動かしながら墨付けを行っていきます。
重労働を黙々とこなしていくその姿に、やはりカッコよさを感じます。