本日の工場の様子

本日は古時計の似合う家の大工さんが加工をしています。
古時計の似合う家の現場の玄関の棚板になるホオノキです↓。

きれいな木の色が出ています。大工さんも「きれいだなぁ」と良いながら表面を仕上げていました。
こちらの大工さんは、福島県の舘岩という南会津地方の出身で、
「ホオは昔よく、敷居とかまっこぶちとかに使っただ。」
と教えてくれました。
・・・「まっこぶち?」
まっこ、とは会津の方言で「いろり」のことだそうです。
つまり囲炉裏の縁のことなんですね!
ホオノキはモクレン科の落葉広葉樹で北海道〜九州に分布しており、
辺材は白っぽいですが、心材は淡い灰緑色をしています。
軽軟で加工性がよく、狂いも少ない木です。
集塵機にはホオノキの色が、緑の()の部分にはっきりと出ています。
地層みたいですね。

他の現場の大工さんも引き渡しに向けて「あともうひと踏ん張り!」と意気込んでいます。
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