継手の確認

海の見える家の工事経過のご報告です。
現場の報告だったり、工場(こうば)の報告だったり行ったり来たりですが、今回は工場からの報告です。

 手刻みの家づくりを続けている弊社ですが今日は継手の確認についてご報告いたします。木材は、コストや輸送の兼ね合いから通常6mを限度として材料を手に入れます。そのため、それ以上の長さを実現するためには、木材を継ぐ必要があり、その仕掛けを"継手"と呼びます。上棟をスムーズに行うためにも梁については工場(こうば)で事前に継手をつないでみて、問題ないか確認を行います。

継手
▲継手を一度つなぎます。
継手
▲問題なくつながることを確認。
継手の確認
▲一度つないで、各種寸法を確認しておきます。
棟木の継手
▲棟木の継手の確認。8mを超える材料も継ぐことによって実現できます。

 すべての継手について、問題ないことを確認しました。これで梁の刻みがひと段落。次は、土台と柱の加工に移っていきます。段々、上棟が近づきあわただしくなってきました。上棟までは気が抜けません。