風の通る家 Part3

満開の桜が散りゆく様は・・・美しくもあり、寂しくもあり、自分が日本人であることを再確認させられる気がします。
さいたまの風の通る家も着々と進んでおります。
上棟後の現場を紹介します。

片流れの屋根形状で、梁は3尺(909mm)ピッチの登り梁形式に。
それを支える柱も同じく3尺ピッチで入っているために、木材のボリュームが多いと思います。
この後必要箇所に必要数、金物補強をし、屋根下地を張り始めます。
屋根下地も国産の無垢杉材を使用。斜め45度貼りにする事によって屋根面の面剛性をとっています。
下張りの上に防水紙を貼っていきしっかりと止水します。

下から見上げるとこんな感じです。
風の通る家のご主人は、この様子を現場でご覧になり、「屋根をはってもらったら内装の仕上げはなくてもいいくらいキレイですね。」と言って下さいました。大工さんに伝えたところ笑っていましたよ。
屋根の次は窓を取付け、外周りをかためていきます。

壁に貼られている茶色い物は、「フォレストボード」という杉の樹皮をコーンスターチで固めた断熱材です。
我社では、フォレストボードを柱の外側に貼り、その内側にウールブレスという羊毛断熱材を充填していきます。そうすることによって次世代エネルギー基準でも求められている必要な熱抵抗値以上の数値を得ています。
そのウールブレスが入れられた様子は次回UPできればと思います。
このまま順調に現場を納めていけるよう頑張ります。