吹き抜けのある家

木組みの魅力あふれる

1階の真ん中が吹き抜けになっていて、2階の高さいっぱいまでの窓、日が燦々と射し込む明るい家。吹き抜けの中心にそびえる、大黒柱と「鼻栓」が、この家に特徴的な意匠となっています。随所に見える「仕口」とよばれる接合部、太鼓梁やチョウナでハツリ跡のある梁など、大工の手刻みならではの木の仕事の魅力を日々味わうことができます。外装は、落ち着いたレンガ色のモルタルで仕上げ、玄関扉をもうけた中央部だけは、木の板を縦張りにしました。木の玄関扉と、その両側の小窓とが、人をあたたかく家に迎え入れるような、楽しい表情を作っています。2階吹き抜け両サイドの部屋は吹き抜けに面して障子を入れ、階下とのコミュニケーションができるようにしました。

工事内容新築
竣工2012年
場所千葉県
延床面積104.6 ㎡
設計・施工直井建築工房

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