茶室のある家
本格的な茶庭と茶室のある家
お茶を嗜まれる方のお住まい。玄関棟をはさんで左右に、茶室と住居とをつなぎました。茶室は材料を吟味し、和の建築の粋を凝らして。茶庭、待合、飛び石、蹲踞(つくばい)を備え、本格的なお茶会のできる庭です。四季折々の変化を味わえるよう、植栽にも気をつかいました。待合から茶室へと、客人が歩みを進めるために、飛び石を配置しています。蹲踞(つくばい)と呼ばれる手水鉢に向ってしゃがんで、手を清め、口をすすいでから、茶室に入ります。玄関を入ると正面に、幅広の障子が清々しく客人を出迎え。左の格子戸が茶室、右奥が住まい。八畳の茶室。水屋は茶道具を置く棚を配置し、排水は簀の子を通してします。住まいは1階にリビングとキッチン。2階は寝室です。
工事内容 | 新築 |
竣工 | 2014年 |
場所 | 千葉県 |
延床面積 | 203.6 ㎡ |
設計・施工 | 直井建築工房 |