木のディテールにこだわったお洒落なリノベーション。リノベーション前は隣とめいっぱい接した四角い家。昭和の時代によくあるような和室を、素敵なリビングに作り直します。いったん軸組にまで解体します。構造的に危ないと思われるところには、新たに柱を加えるなどの補強をしていきます。リノベーション後の玄関は道路ギリギリなのは同じですが、レンガ色の細く横縞を掻き落とした壁、木の扉や細々とした植木鉢のかわりに置いた大ぶりなグリーンの鉢などで、街に面しているこの家の「顔」の雰囲気がよくなりました。明るいリビング。空間をせまくしないでものを置けるスペースとして、窓の内側に板を渡したり、壁に組み込んだ棚を作ったりしました。