荒壁ワークショップレポート1
4月22日(土)・23(日)、きもちのいい天気の中「那須高原の家」荒壁ワークショップ①が開催されました!(今週末の土日にはワークショップ②開催です!)
現地からもちょっと写真をアップしましたがあらためてレポートします。
エコ花スタッフは準備のために21(金)から那須入り。金曜日は朝からしとしと雨が・・・。現場では橘棟梁と大工の将雄さんが、高いところから順番に土壁の下地を竹でつくっていました。
竹の下地といってもシュロ縄で編む竹小舞ではなく、タッカーで割竹を固定していくという方法。 “木摺り”でなく“竹摺り”?!といったところです。
実は「那須高原の家」では計画当初、土壁の下地はすべてこの竹摺りでつくる予定でしたが、お客さまの強い希望で、一部に昔ながらのシュロ縄で編んでいく竹小舞を採用することになりました。
むかしの日本の民家は職人だけでなく、近所の人や村の人など多くの人があつまって力を合わせて建てられていました。竹小舞下地の荒壁も、身近な材料に手をくわえれば誰でもできる作業。
それに倣い、建て主さんはもちろん一般の方にも呼びかけて、昔ながらの家づくりを体験してもらうとともに、家づくりに力を貸していただきたいとワークショップ形式にすることになったわけです。
ちなみにこの参加型家づくりは『佐原の家』『那須の家』につづく3棟目となります。
しかしtamaはワークショップ参加も竹小舞も荒壁に触れるのも実ははじめて・・。わからないことだらけで参加しながら、いっしょに作業をさせていただくことで、さまざまなことを肌で感じて色々なことをリアルに学ぶことができました。
そうして学んだことを数回にわたってご紹介します!お楽しみに☆
tama