ケンポナシのカウンター

海の見える家の工事経過のご報告です。
前回、前々回に引き続き工房での加工風景です。

 東京の工房では、海の見える家の見えるところに使う無垢の木の加工を急ピッチに進めています。素材の良さを十分に発揮できるように一本一本吟味しながら、必要な寸法を確保していきます。今日はキッチン内の収納カウンターの天板の木取です。

ケンポナシの一枚板
▲ケンポナシの一枚板

 必要な長さは約3m、奥行きは約50cmです。用意した板はケンポナシ、芯の所に欠点がありますが、広いところで80cmありテーブル天板の候補に度々上がっていたものです。今回は長さを目いっぱい使うので「もったいない」と騒ぐことなく決定されました。毎回切り落とされる部分が多いと却下となるため、材料はいっぱいあるのに決まるまで一苦労です。今回幅は十分あるので思い切って欠点を切り落とすことにします。

 木目を読みながら欠点の部分を墨出して、良いところが自然と合うように調整していきます。何回か墨を打ち、塩梅のよいところで決定。切断していきます。

▲切断して割ったところ
▲欠点を含む部分を除いて合わせたところ

 このカウンターが最終的に現場でどのようにつくか、完成が楽しみです。