土台敷き
海の見える家の工事経過のご報告です。
土台敷きが終了しました。
"土台敷き"とは、基礎上に最初に来る部材である"土台"を設置することです。前回の記事でご報告した墨出しの線を基準に土台を設置していきます。土台は、上の載る建物の重さや建物にかかる力を基礎に伝える大切な部分です。そのため、基礎にあらかじめ設置しておいたアンカーボルトで緊結します(アンカーボルト設置の様子はこちら)。基礎の立ち上がりには、アンカーボルトが突き出ている形になっているため土台に一か所ずつ穴を空けながら設置していきます。
土台に対して、直交する形で"大引き"という部材を設置します。基本的には、これらの部材は地面に近いことから水に比較的強いヒノキを用いています。大引きは、この後基礎の底盤部に"束"をたてて支えますが、ひとまず上棟まではここまでです。
今回は傾斜地対応のため深基礎を用いているので、土台の上を歩くと結構な高さとなっています。安全確保のために、仮設床として合板を敷いておきます。もちろん、エコロジーライフ花+直井建築工房では、合板を使わない家づくりをお約束しているので、最終的に床をつくるときに取り外します。