天井の下地のでき方

ミズメザクラの家の現場報告です。
外壁、床と報告してまいりましたが、今回は天井です。

 天井の下地は、まず吊木(つりぎ)と呼ばれる部材を梁から垂れ下がるように等間隔に取付けます。この吊木で天井の高さを調整します。次いで、その吊木を利用して、野縁(のぶち)受けと野縁を留めていきます。野縁が等間隔に並ぶように下地を作っておくことで、この後のスギの羽目板やクロス下地の石こうボードなどを留められるようにしておきます。

天井下地
▲野縁が等間隔に並んでいます。
天井下地
▲勾配天井では、下地も勾配になるようにしておきます。

 天井の下地は、床に比べると重さがかかることが想定されていないためだいぶ華奢な造りとなっています。そのため、物干用の金物やピクチャーレールを取り付ける場合は下地の段階で補強して安全性を確保しておきます。